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作曲の科学 ブルーバックス

フランソワ・デュボワ

User Review :1.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065172827
ISBN 10 : 4065172829
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

曲作りは「五線譜上のサイエンス」だ!

フランスで最も栄誉ある音楽勲章を最年少受章した著者が、書き下ろし新曲を例に基礎の基礎からやさしく手ほどき!。

すぐに聞ける音源付き!


「作曲とは数学である」──そのこころは?

「和音」と「不協和音」はどう違う?

「明るい曲」「暗い曲」は、どうやってできる?

ユーミンと童謡に意外な共通点が!

すべてのメロディとハーモニーは「計算」から生まれる!

狙いどおりの楽曲を生み出す“足し算”と“かけ算”とは?

豊富な音源を用いて気鋭の音楽家がわかりやすく解説する「作曲のロジックとテクニック」。

本書読者のための特別付録として、新譜『Gunung Kawi』を公開(ハイレゾ対応)。


【もくじ】

第1楽章 作曲は「足し算」である──音楽の「横軸」を理解する

第2楽章 作曲は「かけ算」である──音楽の「縦軸」を理解する

第3楽章 作曲のための「語彙」を増やす──楽器の個性を知るということ

第4楽章 作曲の極意──書き下ろし3曲で教えるプロのテクニック

【著者紹介】
フランソワ・デュ・ボワ : 1962年、フランス生まれ。1994年にレジオン・ヴィオレット金章音楽部門を史上最年少で受章するなど、世界的なマリンバソリスト、作曲家として活躍中。慶應義塾大学で作曲法を指導しはじめたことをきっかけに在日21年目

井上喜惟 : 横浜生まれ。中学卒業と同時に渡欧。ウィーン国立音楽大学、ウィーン市立音楽院でピアノ、作曲を学ぶ。S・チェリビダッケやL・バーンスタインらに指揮を師事。小澤征爾のアシスタントも務めた。アルメニア国立放送交響楽団音楽監督・首席指揮者、モンゴル国立フィルハーモニー管弦楽団常任客演指揮者等を経て、2017年に「ペガサス・オーケストラ」(ニューヨーク)のミュージック・アドヴァイザーに就任

木村彩 : 神戸女学院大学文学部英文学科卒業。日・仏・英語のトリリンガルとして国際会議通訳などを務めたのち、(株)D‐Project設立。書籍・教材やセミナーなどのプロデュース、翻訳・通訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 う〜ん、どこが「科学」なのでしょうか。...

投稿日:2021/04/19 (月)

 う〜ん、どこが「科学」なのでしょうか。タイトルからすると、一見「これさえ知ればだれでも作曲ができる」という「科学的法則」が出て来そうですが、残念ながらそういうものではありませんでした。サブタイトルに『美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」』とありますが、そんな内容にはなっていません。  第1楽章『作曲は「足し算」である』〜これは横に流れる旋律やリズムのこと。  第2楽章『作曲は「かけ算」である』〜これは縦に積み重ねられた「和声、和音」のこと。  第3楽章『作曲のための「語彙」を増やす』〜これは「いろいろな楽器を知ろう」ということ。  第4楽章『作曲の極意』〜既存の曲も参考に、まずはやってみろ!  これで作曲が出来たら、苦労はないと思います・・・。  いかに「科学の一般向け啓蒙書」のブルーバックスであっても、やはり「たった1冊で作曲できるようになる」ことの啓蒙は無理なようで・・・。

Tan2 さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    全く酷い本だ。「科学」という言葉と、講談社ブルーバックスを信じて手にした自分がバカだった。内容は、楽理の本の1ページ目のような当たり前のことを、さも大げさに説明するだけだし、楽器の紹介も、極めてお座なり。私は、音楽(特に楽理)は数学だと思っているから、このタイトルに期待したが、この本のどこに「科学」があるというのか。ショパンのことを「あえてテクニックをひけらかすような難解な曲を書いて」などと言う著者を、私は信じない。ブルーバックスは好きなシリーズだけど、この本は酷い。心の底から怒っている。

  • Fondsaule

    ★★★☆☆ デュボワ先生が、基礎の基礎から、協会旋法のイオニア旋法、ドリア旋法、フリギア旋法、リディア旋法、ミクソリディリア旋法、エオリア旋法、ロクリア旋法 まで教えてくれる。

  • 音楽やってる身からすると、楽典も基本小学生あたりでほぼ覚えてしまったので、真新しい知識はそんなに入ってこなかった。初学者向けだと思う。

  • MASA123

    この本は、参考音源が特設サイトから聞くことができる。CD付きだとこの値段(税別1000円)では販売できなかったと思う。まあ、便利な時代になったものだ。 作曲の科学、というほど理系理論的な内容ではなくて、前半2章は、「楽典」の入門書のようで、トニック、ドミナント、サブドミナントの解説とか、わかりやすかった。 後半2章が、作曲手順のような内容で「あなたも、○○時間でギターが弾ける」的な感じだった。最終に、模範事例的な曲が用意されていて、特設サイトから聞いてみたが、なんだか凡庸な感じだったけど?

  • takka@乱読

    「作曲とは数学である」。作曲のロジックを横軸=足し算(楽譜・音階)+縦軸=掛け算(ハーモニー)で構成されていると説明する。その後、マリンバ演奏者である著者が出会った楽器にまつわる話で「語彙」を増やし、実際本著書き下ろしの3曲を基にテクニックを紹介していく、まさに作曲入門にうってつけの本。「音楽はまず第1に楽しむもの、だからこそ音楽」という言葉はすごく印象に残った。作曲を始めて3ヶ月目だが、まず自分が楽しんで音楽に触れること、そしてそこからステップアップして作曲の世界に入る。その扉を後押ししてくれる一冊。

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