フランソワ・シャムー

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ギリシア文明

フランソワ・シャムー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846008369
ISBN 10 : 4846008363
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代にいたる「文明」の源流である、アルカイック期および古典期のギリシア文明の基本的様相を解き明かす。ミュケナイ時代からアレクサンドロス大王即位前までを扱う。好評「大文明」シリーズ第3弾。本邦初訳。

【著者紹介】
フランソワ・シャムー : 1915年ヴォージュ県ミルクールで生まれ、1938年高等師範学校卒業。ランス、シャルトル、ソルボンヌ等で講義。考古学的調査にも携わり、1976年から1981年には北アフリカのギリシア植民地、キュレナイカの発掘調査を指揮した。1981年にフランス学士院の碑文・文芸アカデミー会員、1991年同アカデミー会長となる。2007年没

桐村泰次 : 1938年、京都府福知山市生まれ。1960年、東京大学文学部卒(社会学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢仙人

    ギリシア文明の概要を知ることができた。

  • ちゅーえ

    良かった。 ミケーネ文明〜アレクサンドロス大王の即位までを一通り概観できる上に、タイトル通りその文明についてたっぷり解説してくれている。 最初の一冊としておすすめできる。 特に良かったのはペロポネソス戦争についての記述。わずか10数ページ程だが、主要な将軍や戦闘が含まれており、戦争がどのような経緯をたどったのかわかりやすく要約されている。これだけの情報をいわゆる「戦史」等から読み取ろうとおもうと非常に大変なので、興味を持った人はここだけでも読んでみると良いと思う。 他の文明についても読んでみたい。

  • ヴィクトリー

    この本では宗教面での記述が比較的多い。著者はフランス人なのでキリスト教徒に向けてギリシア人が感じたであろう多神教的な感情を丁寧に記述しているが、日本人からするとそこまで細かく書かなくても分かるよ、と言う感じもするし、ギリシア人への共感をより強くしもする。 とは言え、ギリシア人のその優れた言語感覚や合理思考から来るのか、抽象概念までも神格化(平和、愛、美など)したりするのは、やはり日本人とは異なっていて、この辺の相異点も興味深い。翻訳も読み易いし、古代ギリシア文明の概観を知るにはよい本だと思う。

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