フランセス・エリザ・ホジソン・バーネット

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秘密の花園 角川文庫

フランセス・エリザ・ホジソン・バーネット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041073827
ISBN 10 : 4041073820
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

インドで両親を亡くし、イギリスに住む親戚に引き取られたメアリ。広い屋敷のなかで一人ぼっちの彼女は、庭を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。ひょんなことから鍵を手に入れ、世話係のマーサの弟、ディコンと一緒に、その庭の手入れを始めることに。さらに、屋敷内で存在が隠されていたいとこのコリンも加わり、庭の再生に熱中していく。3人が体験した奇跡とは―。世界中で愛される、児童文学の最高傑作。

【著者紹介】
フランシス・ホジソン・バーネット : 1849年イギリスのマンチェスター生まれ。小説家。幼くして父親を亡くし、一家でアメリカに移住する。雑誌社に作品を送り始め、やがて86年に次男をモデルにした『小公子』が出版されると大評判に。その後、児童文学作家としての地位を確立。24年没

羽田詩津子 : 翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鱒子

    親の愛を知らずに育った少女少年が、秘かに閉ざされた庭を見つけ、そこで健やかに成長してゆきます。——引き込まれて一気に読んでしまった!なんて面白いんだろう、素晴らしいんだろう。この本には魔法がかかっているなぁ。

  • はるき

     バーネットの作品の中でこれが一番好き。お金持ちのお嬢様なのに性格キツくて可愛くない。子供の時はこの設定に度肝を抜かれました。でも、大人になって読むと、メアリの陰険で執念深くて意地悪な部分こそ惹かれてしまう。閉ざされた花園の鍵を開けたことから始まる再生の物語。勝因は秀逸な表題と、リアルな子供像かな。

  • 瀧ながれ

    あらすじを語ればあっけないお話なのだけど、それをここまで読ませる長編に書き上げたバーネットは素晴らしいな。いろんな訳者で読んで、そのたびに感動していて、この新刊でも、オチはとっくに知ってるのに、始終胸をときめかせていた。ムーアや花園の、冬から日毎に春を迎える丁寧な描写がうつくしい。それは同時に、主人公たちの成長と変化の描写につながる。読んでいるあいだ、読者もまた特別に秘密の花園に招き入れられた一人となり、主人公たちと秘密を共有する、ような気持ちになる。それが楽しい。

  • いぼいのしし

    読むのは小学生の時以来だったけれどおもしろかった。記憶してた以上に自然の美しい描写がたくさんあった。春の訪れと共に庭と子ども達が生き生きと変化していく様が目に浮かぶようで、読んでいて癒しと活力を分けてもらったみたいな気分になった。

  • なつきネコ@吠えてます

    いろんな分野の本を読んできたが児童文学はまだ。ここで初挑戦してみた。何というか自然の美しさの讃歌、純粋な子供達の修正力を信じさせる話でした。最近の自分がスゴイなんて、矮小な世界でない純粋な広がりを感じさせる。主な舞台がヨークシャーの屋敷の中なのに。この世界の広さは子供の視点と庭園の中の自然の美しさがそうさせるんだろうな。捻れた子供達の真っ直ぐにイキイキと変わっていくのは嬉しい。秘密を隠すために楽しげに芝居をする姿はニマニマして楽しい。最初に児童文学の楽しさを教えてくれた一冊でした。

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