フランシス・ロビンソン

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ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラ-ム諸王国の興亡

フランシス・ロビンソン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422215204
ISBN 10 : 4422215205
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イル・ハーン国、ティムール朝、ムガル帝国…。空前の大帝国モンゴルの滅亡後、インド・イラン・中央アジアに誕生した「ムガル系イスラーム王朝」の700年の歴史と、101人の「皇帝」たちの生涯を綴る。

【著者紹介】
フランシス・ロビンソン : ワシントン大学客員教授、パリ社会科学高等研究院教授、オックスフォード・イスラーム研究センター客員研究員、イギリス・アイルランド王立アジア協会会長を歴任し、現在はロンドン大学ロイヤル・ハロウェイ・カレッジ、南アジア史教授

小名康之 : 1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻はムガル帝国史。現在、青山学院大学文学部教授

月森左知 : 1948年生まれ。福岡県立福岡女子大学家政学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ようはん

    インドのムガル帝国だけではなくムガルの元となったモンゴル帝国のハーンに中世における北部インドを支配した奴隷王朝等の歴代君主の事績が書かれている。バルバンやハルジーといったこの本を読む前にコーエーの蒼き狼Wで知った面々もいるが、逆に蒼き狼シリーズの最新作が出ない故にこの辺りの中世インドの人物が埋もれてしまうのは惜しい。

  • 鴨の入れ首

    フレグの征西からムガル帝国滅亡まで、中東・中央アジアのモンゴル系イスラム諸王朝に登場した君主たちを可能な限り網羅したアジア史解説書です。世界史ではなかなか習わないし分かりづらいところなので、それに脚光を当てた本は本当にありがたいです。大変分量が厚くて内容も濃く、面白くそして興味深く読みました。良い本だと思います。

  • Rico_bosin

    ここではムガルを広くモンゴル系ととり、モンゴル帝国の影響を受けた諸王朝の君主についてその業績をまとめている。どうしても継承争いなどのエピソードに偏りがちだが、統治システムや社会制度についての言及もあり、何より図版が豊富なのが嬉しい。騎馬兵の複合弓から歩兵の野砲への戦術の変化など分かりやすく説明があり、良かった。

  • kozawa

    13世紀から20世紀にかけての、インド・イラン・中央アジアの皇帝について語る。王権の興亡。欧州や東アジアのことは知っていてもその時期のこの地方のことにうといと知らない固有名詞の洪水。各時代毎にもっとたくさんこまめに地図がほしかったかも。この時代を経て今の現地がある。

  • 櫛橋光

    分厚いですわ。ムガール=インドだけでなく、広く中央アジアのモンゴル諸帝国からの流れを網羅してますわ。読み応え有ります。

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