フランシス・スコット・フィッツジェラルド

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グレート・ギャツビー 角川文庫

フランシス・スコット・フィッツジェラルド

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041126523
ISBN 10 : 4041126525
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつて、戦争と貧しさによって恋人と引き裂かれたギャツビーは、帰還後、巨万の富を築いてニューヨーク郊外のロングアイランドに豪邸を構え、夜ごと豪華なパーティを催す。それらはすべて、人妻となった恋人と過去をとり戻すためだった。だがこの一途な情熱が、やがて思いがけない悲劇を引き起こす―。1920年代のアメリカに生きた人人の栄華と退廃、失われた青春の夢を描くフィツジェラルドの最高傑作。

【著者紹介】
フィツジェラルド : 1896年〜1940年。アメリカ・ミネソタ州出身。第一次世界大戦開戦でプリンストン大学を中退し軍に入隊。1920年『楽園のこちら側』を発表して絶賛を浴びる一方、絶世の美女ゼルダとの絢爛たる結婚生活でも注目を集める。しかし、世界恐慌などにより人気が凋落。再起をかけた『ラスト・タイクーン』執筆中に心臓発作で急死した。ヘミングウェイとともに「失われた世代」を代表する作家と言われる

大貫三郎 : 1916年〜2003年。英米文学者。早稲田大学文学部英文科卒。信州大学名誉教授。大東文化大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • キャンダシー

    無邪気に恋の魔法を振りまいていたデイジーは、完璧なお姫様だったね。彼女の恋という権力に服従していた頃が、ギャツビーも最高に幸せだったんだろうな。だからその当時の彼女の面影が忘れられない。彼女への片想いを成就できると信じても、夢の終わりとともに一切が崩壊してしまう。トム・ブキャナンとデイジーがお互いの異なる権力を求めて結ばれた後に、精神の喪失しか招かなかったように。ニック、あえてこう言っていいかな、最高に純粋な愛すべき究極のエゴイスト、ジェイ・ギャツビーって。彼こそ私にとって忘れがたい、永遠のマイヒーロー。

  • tom

    【津村のやりなおし世界文学】を読むの3冊目。村上春樹の翻訳で読んで少しも楽しめなかった記憶がある。でも、津村さんは「世界文学」だといい、筆頭に挙げる。解説を読むと面白いみたい。それで読んでみた。面白かった。ギャツビーがデイジーそのものを好きなこと、そのことをギャツビーには直接語らせず、出来事で語る。彼の愛への自滅・・・。そして、書き方の恰好よさ、すごいと思いながら読む。訳者は、村上春樹がパッと開いて、その部分をひとしきり読むと書いてあった。確かに、そんなふうにしても読める。教えてくれた津村さんに感謝多謝。

  • 山のトンネル

    野崎訳(新潮文庫)に近いが、こちらの方が表現が具体的だから読みやすい。文学的には野崎訳の方が好み。けれど、野崎訳だとスラスラは読めない。フィッツジェラルドのまだるっこしいさを残しつつ、内容を頭に入れるなら大貫訳(角川文庫)から読み進めるのが良さそう。光文社古典新訳文庫は要約というか、シンプルだけどスカスカ。とにかく文章の圧縮が多い。読みやすいという一点に関しては光文社が突出しているが、お酒に酔うような陶酔感や、文章が体に染み込んでいく感覚が味わいたいなら野崎訳。 読みやすさ:光文社>角川>新潮:文学的表現

  • kokekko

    訳が古い! 「かみーさま」はないだろう! それはさておき凄い小説。最初に新潮文庫版を読んだ時私はまだ10代のおわりで、人々がギャツビーを訝しがり、変な奴として扱う理由がわからなかった。彼はただのかっこいい人に見えた。20代を過ぎた今再読し、こんなに悲しい話だったのかと思ってしまった。理想の世界に住む人が、現実世界に住む人に恋をしたら、現実の棘にさされる覚悟をしなければならない。でもギャツビーにはその棘の存在すらわからなかったのだろう。ニックはいいやつだ。そしてやっぱり、今読んでもギャツビーはかっこいいぞ。

  • うさぎ

    人の噂の中のギャツビーとニックが見たギャツビー。本当のギャツビーを徐々に知るにつれ、物語がおもしろくなっていきました。

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