フランク・ディケーター

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毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災1958→1962

フランク・ディケーター

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794218407
ISBN 10 : 4794218400
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国共産党最大のタブー、「大躍進」の全体像を、党の資料をもとに初めて明るみに出す書。中華人民共和国史に書き替えを迫る、画期的な研究。2011年サミュエル・ジョンソン賞受賞。

【著者紹介】
フランク・ディケーター : ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院教授(休職中)、香港大学人文学院講座教授(名誉研究職)。香港在住。1961年、オランダ生まれ。ジュネーブ大学で歴史及びロシア語を専攻。中国に2年間滞在したのち、ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院で博士号取得。『毛沢東の大飢饉』で2011年サミュエル・ジョンソン賞受賞

中川治子 : 1956年生まれ。翻訳家。武蔵大学人文学部日本文化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アナクマ

    序章_中国の「イギリスに追いつけ追い越せキャンペーン」4年間の顛末。「第二次世界大戦をはるかにしのぐ人類史上最大の資産破壊を招いた」「大躍進という名の実験」。食糧不足だけでなく、様々な制度崩壊があった。「生き延びるためのあらゆる手段は人民の個々の才覚(嘘をつく、取り入る、隠す、盗む、騙す、横領する、略奪する、密輸する、ごまかす、巧みに操る、国を出し抜く能力)に委ねるしかないという、収集のつかない社会の姿」。結果、4500万人が亡くなった。◉「世界は今も自由と規制のバランスを見出す努力を続けて」いる。

  • mazda

    毛沢東餓死中国のトップになり、1958年に掲げた大躍進運動は僅か1年で頓挫。その後拷問、処刑、餓死者数餓死が4500万人に上るという試算があるほど、膨大な数の人民が亡くなったそうです。嘘っぱちの南京大虐殺では、市民よりも多い30万人が亡くなったということになっているようですが、そんなの比にならない数の人民が亡くなっているのに、騒ぎにならないのは不思議なものです。

  • kinkin

    私が中学生になった頃、うっすら毛沢東や文化大革命のことを知ったように思う。今でもそれが何だったかはよくわからないままだ。とにかく大きな力が大きな国をゆらゆらと揺さぶったあげくとんでもなく多い死者が出たことは確かだ。その御大の写真がまだ飾られている中国という国の不思議さと同時に、また新たな革命が起きることもあるかもしれないと感じた。

  • ミノムシlove

    性格が悪く執念深い愚者はきらわれるだけだが、毛沢東、カリスマ性を備えていたばかりに生まれた中国の悲劇、と読めた。あれだけの国土を持ち、人民のルーツも様々な大国を統べるのは並大抵の所業ではないだろうが。諫言した劉少奇は後に文化大革命で大きなツケをはらうことになる。程度の低い話だが、個人的な恨みを晴らしたとしか思えない。“大躍進”・“文化大革命”と、なぜかプラスのイメージを想起させる言葉がいつまでも残っているのは腑に落ちない。

  • プラス3

    毛沢東の指揮により行われた「大躍進」と云う名のデスマーチ(比喩ではなく)の記録。トンデモ理論に基づいた計画の実行が何よりも優先される。そのためには人民が何人死のうが、お構いなし。人の命がティッシュペーパーのように軽い軽い。全てはソ連に勝ちたいという毛沢東のプライドのため。しかし、よくもまあ、ここまで無駄のない無駄な行為を実行できたもんだ・・・。

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