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ISBN 10 : 4152102748
Content Description
一九六四年、この宇宙に質量をもたらしたメカニズムを六人の研究者が独自に発見した。だが、その物理的実在を確かめる鍵となる素粒子の存在を予言していたのは、ピーター・ヒッグスただ一人だけだった。そこから約半世紀にわたり、そのボゾンは人類の探求を巧みにかわし続け、年々高まる注目に耐えかねたヒッグス本人もまた、ゆくえをくらましてしまう―二〇一三年のノーベル賞の受賞から一〇周年。ヒッグス粒子の発見にまつわるドラマ、ピーター・ヒッグスの人生、そして「ヒッグス」を追い続けた幾人もの同志たちの姿を精緻に描き出す。
目次 : プレリュード 教授失踪事件/ 第1部(銘板で見た名前/ 一重らせん/ 粒子の爆発 ほか)/ 第2部(一度目の失踪―一九七六年/ 千里の道も一歩から/ 1TeVを目指す装置 ほか)/ 第3部(逃避計画を考える頃合い/ 輝かしい賞/ ジグザグ)/ エピローグ 平原を見晴らす眺め
【著者紹介】
フランク・クローズ : 1945年生まれ。オックスフォード大学理論物理学名誉教授、オックスフォード大学エクセター・カレッジ物理学名誉フェロー。英国王立協会フェロー。セント・アンドリュース大学卒業後、オックスフォード大学で博士号を取得。カリフォルニアのSLAC、ジュネーブのCERNに留学し、ラザフォードアップルトン研究所理論物理学部長、英国科学振興協会副会長を歴任。長年にわたって一般への物理学の紹介と普及に努めており、1996年に物理学協会ケルヴィン・メダル受賞、2000年に英国4等勲爵士、2013年にはマイケル・ファラデー賞を受賞
松井信彦 : 翻訳家。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)終了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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izw
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DEE
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スプリント
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とりもり
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takao
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