フォルカー・クルプフル

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ミルク殺人と憂鬱な夏 中年警部クルフティンガーハヤカワ文庫

フォルカー・クルプフル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784151820014
ISBN 10 : 4151820019
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

殺人事件?俺が住む、片田舎のこの小さな町で?警部は耳を疑った。殺されたのは、地元の乳製品工場に勤める技術者。だが困ったことに、これといった動機も容疑者も浮かばない。事件のカギは被害者の過去にあるのか、あるいはその人間関係に?警部と部下たちの捜査がようやくたどり着く事件の意外な真相とは…不器用にして恐妻家、要領は悪いが愛すべき中年警部の獅子奮迅の活躍を描きドイツで圧倒的人気の話題作。

【著者紹介】
フォルカー・クルプフル : ドイツ・バイエルン州、アルゴイ地方の中心地であるケンプテン生まれ。1971年生まれのクルプフルはアルトゥスリートで育った。政治学、犯罪学、ジャーナリズムなどを学んだのち、アウクスブルクで新聞記者をつとめ、現在も同地在住。2003年の『ミルク殺人と憂鬱な夏―中年警部クルフティンガー』でデビュー

ミハイル・コブル : ドイツ・バイエルン州、アルゴイ地方の中心地であるケンプテン生まれ。ロマンス諸語とドイツ学を学び、現在は教師として、家族とともにアルゴイ地方に住んでいる。2003年の『ミルク殺人と憂鬱な夏―中年警部クルフティンガー』でデビュー

岡本朋子 : 大阪外国語大学外国語学部地域文化学科卒、ドイツ語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    くすくす笑いながら読む。ドイツミステリというと暗いイメージを持つが、もうこれはコメディ。イギリスの警部フロストが、もう少し気が弱くてぶっ飛んでない感じかな。殺人事件の捜査なのに、なぜか顔がほころぶ。そして、ドイツ南部の名物が食べたくなる。今回は特にチーズ。 しかし、テーマは考えると重かった。安易に安いもの、便利なものに飛びつくのは危険、危険。

  • キムチ

    この装丁、題名、ドイツの硬いイメージとかけ離れている。そしてクルフティンガ―警部のキャラ。ユーモラスというより映像化向けと思わせる程なまっちろい表現が随処に。フロイト警視を思い出すがあちらの方は真面目、展開内容も骨身ある。こちらも乳製品開発を巡る軋轢と方向性の相違からくる悲劇でシリアスなんだが、殺人に迄至るエネルギーの角度、方向性に国民性というか、しっくりこず 首を傾げた。数冊コンビでの執筆を送り出している彼ら、地方が舞台という所で大人気らしい。もう一冊邦訳されているらしいけど。。

  • goro@the_booby

    ドイツの田舎の警察官クルフティンガー警部が活躍するどこかクルーゾー警部みたいなところが可笑しい。奥さんが居ないと一人じゃ家の中もままならない。部下からはあまり尊敬はされていないようだが起こらせたくない上司。ケーゼシュッペツレなる料理が主役かと思われるけど調べたら美味しそう。これはチーズ好きならイケるんじゃない。一度食べてみたいと思った物語でありました。

  • ナミのママ

    感想を見ると賛否両論なので迷ったが現実逃避して笑いたかったので読んでみたドイツのシリーズ一作目。舞台となった南ドイツのアルトゥスリートは実在する町。酪農が盛んな自然豊かな土地らしい。そんな平和な町で起こった殺人事件。前半はのどかな風景描写とユーモラスな登場人物が面白くサクサクと読み進めた。中盤、なかなか進まない本筋のミステリ部分に中弛み、もう少しテンポよく読みたかった。しかし犯人は思いがけず。主人公の警部を面白いと感じるか、魅力を感じないかで評価がわかれそう。私は異国の雰囲気が好きなので楽しめた。

  • 本木英朗

    ドイツの片田舎、アルゴイ地方の中年警部クルフティンガーは、恐妻家の粗忽者だが、それでも周囲から一目置かれる存在。ある日、この地域では珍しい殺人事件が発生し……。警部をはじめ妻や部下、近所の人間、事件関係者の描写が巧みで、そのやり取りがいちいち楽しい。牧歌的な田舎暮らしの様子や警部が摘まむ食べ物の描写も、非常に魅力的だ。本国では映像化もされた人気シリーズとのことだが、シチュエーションコメディ的な要素が強く、確かにドラマ向きな内容であることが分かる。警部が折々でしでかすドジっ子ぶりには激しく萌えざるを得ない。

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