Product Details
ISBN 10 : 4309231659
Content Description
「ルール」はいかに世界を変えたか。マフィアの掟、宗教の法、チベットの慣習法…国家の法にとどまらず、これまで見過ごされてきた“共同体独自のルール”にも光を当て、法の役割を捉え直す。古代のハンムラピ法典から現代の国連法まで、4000年に及ぶ法づくりの歴史を俯瞰した、法人類学の決定版。
目次 : 序章 法の約束/ 第1部 秩序の展望(メソポタミアと聖書の土地/ インドのバラモン―宇宙の秩序/ 中国の皇帝―法典、刑罰、官僚/ 弁護士と法学者―古代ローマにおける知的追求/ ユダヤ教徒とイスラムの学者―世界に対する神の道/ ヨーロッパの王たち―ローマ帝国崩壊後の裁判所と慣習)/ 第2部 文明の約束(周縁で―キリスト教とイスラムの周辺における立法/ 宗教の法を受容する―ヒンドゥー、ユダヤ、イスラムの世界/ 中世中国における帝国の法と天の正義/ 中世ヨーロッパの裁判所と慣習/ 判決の問題―宣誓、神判、証拠)/ 第3部 世界の秩序化(王から帝国へ―ヨーロッパとアメリカの台頭/ 植民地主義―法を輸出する/ 国家の陰で―現代世界におけるイスラム法/ 国家に背を向けて―部族、村落、ネットワーク、ギャング/ 国家を超えて―国際法)/ 結論 法の支配
【著者紹介】
フェルナンダ・ピリー : オックスフォード大学法人類学教授。ラダックの山岳地帯やチベット東部の草原でフィールドワークを行ってきた。以前はロンドンの法曹界で10年近く弁護士として活躍。英国オックスフォード在住
高里ひろ : 翻訳家。上智大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
izumone
読了日:2025/05/04
Go Extreme
読了日:2025/01/19
rineoskiss
読了日:2025/05/24
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

