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ISBN 10 : 4791767683
Content Description
情報や記号があふれる世界のなかで、私たちはその制度によって自らの欲望も捻じ曲げられ、そのことに気が付かぬままに「世界」に取り込まれている。いかにして、ここから抜け出すことができるのか。そして、どうすれば現実を革新できるのか。『千のプラトー』と同時期にあらわされたガタリの重要著作。待望の邦訳。
目次 : 第1部 記号的従属と集合的装備(無意識は言語のように構造化されていない/ 集合的装備はどこから始まり、どこで終わるのか/ 資本主義革命 ほか)/ 第2部 社会的無意識の語用論的分析(主要テーマの紹介/ 語用論あるいは言語学の食み子/ 記号論的に形成された素材 ほか)/ 第3部 語用論的構成要素の一例―顔貌性(顔貌性について/ 人間と動物における行動の序列構成/ 草の茎の記号論 ほか)
【著者紹介】
フェリックス・ガタリ : 1930‐92。フランスの精神分析医・哲学者・社会運動家。新左翼第一世代に属し、政治と精神分析の交点でさまざまな運動に関わる。哲学者ジル・ドゥルーズとの出会いを契機に生まれた『アンチ・オイディプス』をはじめとする数々の共同作業の成果は、その後の思想・文化に、多大な影響を及ぼしつづけている
杉村昌昭 : 1945年生まれ。龍谷大学名誉教授。フランス文学・現代思想専攻。1980年代以降、とくにF・ガタリやA・ネグリなどの現代思想家の著作の翻訳、ならびにオルター・グローバリゼーション関係の理論や運動の紹介に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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