Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• kokada_jnet

  読了日：2025/06/02

  40周年にして出たコミティアの歴史本ですが。ばるぼら氏の著書にしてこのスカスカ感覚は…いったい。コミティアへの愛が氏にないんじゃないでしょうか。これまでの濃厚な著書と比較すると、「お仕事」としてのみやっている感じ。また、コミティアのカタログに連載されたものなので、ポジティブな面しが描けなかったのでしょうけれど。

• よっち

  読了日：2024/04/07

  コミティアを軸に、イベントが始まった1984年から2024年現在までの日本の同人誌即売会、漫画業界、インディペンデントカルチャーの歴史を紐解く連載を書籍化した1冊。創作同人誌即売会、初代代表と『ぱふ』を手伝っていた中村氏の出会い。80年代の安定しない状況と開始直後の代表交代、90年代のコミティア発の作家の登場とVSコミケット、BL胎動とJ.GARDEN、オタクブーム、ネット普及が普及した2000年代のコミティア、第100回と30周年に至るまで、様々な考え方と向き合いながら試行錯誤してきたことが伺えました。

• テツ

  読了日：2024/04/08

  一次創作のオリジナル漫画を中心とした同人誌即売会であるコミティアを中心に語られるここ四十年くらいのオタク文化について。最近のハマりジャンル(シャニマス)で若い方々と仲良くして頂く機会が多いのだけれど、オタク像もオタク的な活動や作品との向き合い方も一昔前とは様変わりしているよなと現実を通して再確認したのでそのあたりを思い出しつつ読む。漫画が好きでたくさん読むうちに自分でも生み出したくなる。発表したくなる。今はSNSがあるけれど、そのためには実際に本を頒布する場所が必要だった。先人によるありがたい活動だよな。

• akihiko810/アカウント移行中

  読了日：2024/07/18

  一次創作のオリジナル漫画を中心とした同人誌即売会であるコミティアを中心に、同人誌即売会の４０年を関係者の証言を交えて語られた本。印象度B＋　　コミティアへは何度か足を運んだことのある程度だが、楽しいイベントだ。コミティア発から商業マンガに行った人はたくさんいると思うのだが、その人たちにスポットを当てた章があるかと思っていたのだが、なかった。同人誌関係に詳しい人じゃないと、とっつきづらい本かもしれない。　あらゐけいいちの描きおろし漫画も楽しめた。

• 阿部義彦

  読了日：2024/05/26

  フィルムアート社の本。奇しくもコミティア開催の日読了。中心人物(有)コミティア代表の中村公彦さんはタメ歳で私が高校時代に読んでた漫画専門誌『ぱふ』に入り浸り後に編集長に！同人誌とかには興味はあまり無いのですが、同じ漫画好き(吾妻ひでお、山川直人等)として、楽しみました。ライバルの『コミケット』は少年ジャンプ、コミティアは『コミックビーム』や『アフタヌーン』なんですよ！で成程。M事件の風当たりで男性会員が激減したり、片や秋葉原に同人専門店がオープンして追い風になったり。あらゐけいいちさんの漫画も良かった♥️

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