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ISBN 10 : 456009215X
Content Description
喪失の世界を生き延びるために。パリ、京都、東京、神戸。これら4都市をめぐり、3人の日本人・小林一茶、夏目漱石、山端庸介の人生に寄り添いつつ、喪失・記憶・創作について真摯に綴った私小説。〈受賞情報〉日仏翻訳文学賞(第15回)
【著者紹介】
フィリップ・フォレスト : 1962年パリ生まれ。パリ政治学院卒。文学博士。現在、ナント大学文学部教授、比較文学の教鞭をとる。シュルレアリスムやテル・ケルについて、また大江健三郎をはじめ日本文学についての卓越した批評家でもある。自伝や私小説などに関しても独創的で鋭い考察を重ねている。小説第一作『永遠の子ども』(邦訳、集英社)ではフェミナ賞処女作賞、また『さりながら』(邦訳、白水社)では12月賞を受賞している
沢田直 : 1959年、東京生まれ。パリ第一大学哲学科博士課程修了(哲学博士)。立教大学文学部教授。フランス現代思想、フランス語圏文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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