フィリップ・m・ブロンバーグ

Individuals/organizations Page

Books

関係するこころ 外傷、癒し、成長の交わるところ

フィリップ・m・ブロンバーグ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784414414578
ISBN 10 : 4414414571
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人は自らのこころが扱い切れないほどの経験に曝されたとき、その経験は発達的外傷もしくは関係的外傷となって、こころに傷を残す。そしてその傷から身を守るために、その経験をしているときの自己状態は切り離され、「私ではない私」となる。本書は、そうした解離状態から抜け出し、一歩を踏み出すための、関係論的精神分析の実際を提示する。二者心理学の立場から、治療者と患者間で生じる、ともすると見過ごされてしまいがちな治療的相互交流の襞や彩の、まるで絵を描くかのような描写を通して、内容からプロセスに焦点を移した心理療法が展開される。

目次 : 第1部 情動調整と臨床的プロセス(津波を収める)/ 第2部 不確実性(「私の心には決して入らなかった」/ 「この気持ち、分かりますか!」/ 解離のギャップに気をつけて)/ 第3部 躓きながら耐え抜くこと(真実と人間の関係性/ これが技法であるならば、最大限活用せよ!/ 「大人の」言葉―無意識的空想についてのパースペクティブ)/ 第4部 間主観性の領域(「あなたの近しさ」―個人的な終章)

【著者紹介】
吾妻壮 : 1994年東京大学文学部卒業。1998年大阪大学医学部卒業。2000年渡米。アルバート・アインシュタイン医科大学精神科、コロンビア大学精神分析センター、ウィリアム・アランソン・ホワイト研究所を経て、2009年帰国。大阪大学精神医学教室を経て、神戸女学院大学人間科学部教授、精神分析プラクティス(西宮市)。精神科医、精神分析家、臨床心理士、医学博士。国際精神分析学会(IPA)正会員、米国精神分析学会(APsaA)正会員

岸本寛史 : 1991年京都大学医学部卒業。2004年富山大学保健管理センター助教授。2007年京都大学医学部附属病院准教授。現在、高槻赤十字病院緩和ケア診療科部長

山愛美 : 1987年京都大学大学院教育学研究科博士課程学修認定退学、博士(教育学)。2001年成安造形大学造形学部教授。現在、京都学園大学人間文化学部教授、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items