フィリップ・マーゴリン

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Books

銃を持つ花嫁 新潮文庫

フィリップ・マーゴリン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784102408216
ISBN 10 : 4102408215
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人気写真家キャシー・モランの回顧展を訪れた小説家志望のステイシーは、一枚のモノクロ写真と出会う。花嫁姿の女性が海に向かって立つ後ろ姿。だが、女性の手には六連発銃が握られていた。写真に魅せられ小説化を考えたステイシーは、被写体の女性が十年前の撮影時に夫殺しで疑われていたことを調べ上げるが‥‥。法廷スリラーの巨匠が一枚の写真に秘められたドラマをスリリングに綴る!

【著者紹介】
フィリップ・マーゴリン : 1944年、ニューヨーク市生れ。ワシントンDCのアメリカン大学卒業後、リベリアで平和部隊に参加したのち、ニューヨーク大学で法律の学位を取得。オレゴン州で刑事弁護人として25年務める。’78年のデビュー作『封印された悪夢』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞にノミネート。第三作『黒い薔薇』(’93年)でベストセラー作家としての地位を不動のものとした

加賀山卓朗 : 1962年愛媛県生れ。東京大学法学部卒。翻訳家。ミステリーを中心とするフィクションのほか、別名義でノンフィクションも翻訳している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • stobe1904

    【一枚の写真が語るミステリ】ウエディングドレス姿で海岸に佇む花嫁、ただし後ろ手には拳銃というショッキングなモノクロ写真がミステリの核となっていく何とも意欲的な構成。派手な展開はないが、微妙な人間関係をじっくり描きこんだ作風と魅力的な謎をきれいに収束させるベテランの技が光る作品。上質なミステリに出会えたことに感謝。20年ぶりの翻訳出版で未訳作品も多い作家なので、今後も出版が続くことを期待したい。★★★★★

  • ケイジ

    銃を片手に持った花嫁が後ろ姿で海辺に立っている写真。冒頭に挿入された白黒写真が撮られた直前に殺人事件が。三人の女性の生き方を中心に語られるサスペンス。新潮文庫の翻訳ミステリーは当たりが多いです。

  • しゃお

    小説家の卵のステイシーは、キャシー・モラン撮影でピューリッツァー賞を受賞した写真『銃を持つ花嫁』にインスパイアされた小説を書こうと、10年前の写真が撮られた時に起きた殺人事件について調べ始める様子と、その10年前に富豪が結婚式当日に自宅で銃殺された事件についてが描かれるサスペンス。怪しいあの人は実際どうなのかどうか、そして真実はどこにあるのか。美女に翻弄される男たち同様に読者を惑わすプロットが上手い。しかし登場する女性はみんなしたたかですね。それに比べて男どもといったら(笑)。

  • シキモリ

    作品のタイトルでもある一枚の写真を巡る殺人事件の真相が10年の時を経て解き明かされるミステリー。初読み作家だが、文章に全く癖がなく翻訳モノとは思えないほど読み易い。まどっこしさもなく、ストーリーもテンポ良く進むのだが、それ故に奥行きがなさ過ぎて読後感は今ひとつ。現代編の主人公・ステイシーのキャラクター造形はあまりに希薄だし、過去編の主役とも言えるジャックが色恋に苦悩するという筋書きも目新しさが全くない。ベテラン作家らしく、謎が散らばった物語を収束させる手練手管が見事なだけに、物足りなさだけが残るのは残念。

  • キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

    久々のマーゴリン。結婚式当日の殺人。関係者は皆後ろ暗くて、捜査する司法官の男は危なかしくて、見てられない。わざわざコレクションの貴重な銃で撃たれたのはなぜか、少しずつ明らかになるが、いわゆる「証拠は全て読者の目の前に」ではないので、おはなしを追っていくしかない。別に問題ない。わかりやすくて、人物もうまく描いていて追いやすい。しかし、スタイル抜群のスーツがよく似合う美女を見て、「男は全て勃起」って本当なのかね。そういう美女をみて「この人は無罪だ」と思うものなのだろうか?本当に疑問。

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