フィリップ・マティザック

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古代アテネ旅行ガイド 一日5ドラクマで行く ちくま学芸文庫

フィリップ・マティザック

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480099396
ISBN 10 : 4480099395
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代ギリシャに旅行できるなら何を観て何を食べる? そうだソクラテスにも会ってみよう! 神殿等の名所・娯楽ほか現地情報満載。カラー図版多数。

【著者紹介】
フィリップ・マティザック : オックスフォード大学セントジョンズ・カレッジにおいてローマ史で博士号を取得、数多くの著作がある。ケンブリッジ大学成人教育校のeラーニングコースで古代ローマ史を教えている

安原和見 : 1960年鹿児島生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    著者はオックスフォード大学教授で、ローマ史の権威。前著『古代ローマ旅行ガイド』があたったので今度はアテネ篇と、なんだか2匹目のドジョウめおた企画。本書は紀元前5世紀のアテネが舞台。ソクラテスやソポクレスが活躍した、いわば黄金時代である。今のアテネもそうだが、その頃から街の中には樹木が少なかったようだ。この気候の地に先進的な文明が花開いたのは不思議な気がする。他の国から、初めてアテネにやって来た人たちは、まずアクロポリスの丘に聳え立つパルテノン神殿の偉容に圧倒されたことだろう。その他、見るものの全てが⇒

  • rosetta

    旅行ガイドの体裁を取ったユニークな歴史解説本。でもあんまり旅行者目線って感じじゃなくてアテネの政治とか宗教、軍事とか普通の解説本の部分が多いような。熟練の職人の一週間の収入が10ドラクマだと言うから一日で5ドラクマは結構贅沢なのではないか笑?そもそも旅行者が金を使う事があまりなさそう。宿泊は神殿付属の巡礼者用の施設でなければスラムの様な安宿しかない。真っ当な市民ならアテネ市民と知り合って泊めてもらうのが普通らしい。神殿や競技会、芝居等も入場料を取るわけではなく共同体や有力な市民の提供だし。あ、字数が…

  • おおにし

    9月にギリシャ旅行へ行った際に、旅行ガイドとしてこの本を携帯しました。実際の観光は”るるぶ”のガイドブックが頼りになりましたが、在りし日のパルテノン神殿の姿が載っている本ガイドブックにより古代アテネを偲びながら歴史観光ができました。ガイドブック最初のページに紹介されているデルモピュライでは、戦場跡の記念碑の前で本書と共に記念撮影。よい旅の思い出となりました。

  • ジュンジュン

    最盛期の古代アテネ民主政を紹介。旅行ガイドという体ではあるものの、社会の仕組みや行事、日常生活の様子が描かれている。名所めぐりはアゴラとアクロポリスぐらい?北から下って、パンアテナイア通りを散策、アゴラの喧騒をくぐり、静謐のアクロポリスへ…歩いてみたい!

  • 雲をみるひと

    旅行記形式で古代アテネを紹介した本。場面設定のアイディアが本書の最大の売りだと思われる。この手の本の翻訳は非常に難しいのだろうと思う。もっとも小話やトリビアをカバーしているコラムも充実していることもあり、本書で往時のアテネをよく知ることは出来る。

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