Product Details
ISBN 10 : 4622097842
Content Description
ベルリンの壁が崩れ、東欧共産圏が崩壊した1989年以後、新自由主義の経済理論が世界を支配する時代が訪れ、東欧諸国では急激な自由化・規制緩和・民営化が行われた。それから30余年、本書は、東欧を作り変えたことで西ヨーロッパ自体がいかに大きく変わったかを描き、ブレクジット、コロナ禍、ウクライナ戦争を経験したヨーロッパが抱える問題と新自由主義時代の終焉について論じる。
【著者紹介】
フィリップ・テーア : 1967年生まれの歴史家。専門は中東欧近現代史。1997年にベルリン自由大学で博士号を取得。フランクフルト・アン・デア・オーデルのヴィアドリーナ欧州大学やフィレンツェの欧州大学院などを経て、2010年よりウィーン大学教授。ライプツィヒ書籍見本市のノンフィクション部門賞(2015年)やオーストリアのヴィトゲンシュタイン賞(2019年)など多くの受賞歴がある。2020年にはウィーンで転換史研究センター(RECET)を設立し、同センター長を務める
福田宏 : 1971年和歌山県新宮市生まれ。成城大学法学部教授。専門はチェコとスロヴァキアの近現代史、国際関係論
河合信晴 : 1976年静岡県浜松市生まれ。広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。専門はドイツ現代史(東ドイツ研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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