フィリップ・ゴーレイヴィッチ

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ジェノサイドの丘 上 ルワンダ虐殺の隠された真実

フィリップ・ゴーレイヴィッチ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784872901580
ISBN 10 : 4872901584
Format
Books
Release Date
June/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1994年中央アフリカの小国ルワンダで起きた、フツ族によるツチ族の大量虐殺。いかに虐殺行為が計画され、いかに実行されたのか。人類史上最悪の虐殺のメカニズムを解き明かす戦慄のルポルタージュ。

【著者紹介】
フィリップ・ゴーレイヴィッチ : 1961年生まれ。「ニューヨーカー」などのスタッフライターとして活躍

柳下毅一郎 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • TATA

    1994 年のルワンダ虐殺についての記録作品。酸鼻を極める記述の連続に耐えながらなんとか読み進める。単なる民族間の抗争というものではなく、旧宗主国の数々のエゴと欧米諸国の無関心によりさらに複雑化された悲劇。本件についてはこれまでも何冊も読んでいたはずだけど歴史的な経緯まで理解できてなかったと痛切に反省。無意味な国連の介入で沈静化に程遠い状態で上巻を読了。これで下巻はどうなるのか。

  • 姉勤

    植民地支配の弊害で片付けるには根が深すぎる、彼らの言う人類の原罪。個人的には人類の遺伝子に仕組まれた、ある条件下で発動する「本能」。それは渇望時の食欲や性欲に比する。1994年、アフリカの小国ルワンダで起きた大規模な虐殺事件。 目で追うのも憚られる酸鼻のレポート。短期間で百万人の人間が殺された。個人が使う小銃や作業用の刃物を用い、民間人が隣人を。風土と歴史に裏付けされ、死と不正を極端に忌避する躾された現代日本人には、あまりに理解に遠く、信じる事ができないであろう、本書の内容。人類とは、かくも醜く禍々しい。

  • 鷺@みんさー

    先日の『キリング・フィールド』に続いて。内戦の『なぜ』を知りたくて読んだ。私が知っていたのは、ルワンダでは少数特権階級のツチ族と、多数派で貧しいフツ族がいて、ある日大統領が暗殺されて突然、フツ族がツチ族を虐殺し始めた、というだけのもの。虐殺の痕を物語る現場のダークツーリズム本や、いきなり隣人に襲われ命辛々逃げ出した生存者が、ほとんど語りたがらないその背景…ただ、「あまりに酷い」しか知らなかった。映画「ホテル・ルワンダ」でさえ見たことがなかった。この本は決して読みやすいとは言えず、訳も回りくどい。→

  • 金吾

    ○生存者たちの凄まじい体験談がおぞましさも感じさせる位強烈です。自分がその立場ならと考えるだけで絶望します。何故このような行動をしたのかが理解しようとも思えませんでした。各国のエゴやヨーロッパ人の自己陶酔もすごいです。

  • そのあとに続く

    再読;対立は以前からありながらも、ほぼ民族融合状態だったルワンダ。宗主国から疑似科学でしかない優生学(民族の概念自体フィクションなのだが)を持ち込まれたことが、より憎悪を加速した面は否めない。昨日までの隣人、職場の同僚、エリート階層の人々にも溢れ出す暴力の波。ホテルに立て篭り、なんとか外国に救いを求めながらも梨のつぶて。シニックな言葉が響く。『ジェノサイドはチーズサンド』

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