Product Details
ISBN 10 : 4622095351
Content Description
『“子供”の誕生』『死を前にした人間』で著名な歴史家アリエスによる、死への感情・心性をめぐる講演・論文集。
目次 : 1 死を前にしての態度(飼いならされた死/ 己の死/ 汝の死/ タブー視される死/ 結論)/ 2 研究の道程 一九六六‐一九七五(中世における死を前にしての富と貧困/ ホイジンガと死骸趣味の主題/ モーラスの『楽園への道』における死の主題/ 死者の奇跡/ 遺言書と墓に見られる近代的な家族感情について ほか)
【著者紹介】
フィリップ・アリエス : 1914年ロワール河畔のブロワで、カトリックで王党派的な家庭に生れる。ソルボンヌで歴史学を学び、アクション・フランセーズで活躍したこともあったが、1941‐42年占領下のパリの国立図書館でマルク・ブロックやリュシアン・フェーヴルの著作や『アナル』誌を読む。家庭的な事情から大学の教職には就かず、熱帯農業にかんする調査機関で働くかたわら歴史研究を行なった。ユニークな歴史研究を発表し、新しい歴史学の旗手として脚光をあびる。1979年に社会科学高等研究院(l’´Ecole des Hautes ´Etudes en Sciences Sociales)の研究主任に迎えられる。1984年歿
伊藤晃 : 1927年愛知県に生れる。1956年東京大学文学部仏文科卒業。修士。國學院大学名誉教授。2008年歿
成瀬駒男 : 1931年横浜市に生れる。1953年東京大学文学部仏文科卒業。修士。國學院大学文学部教授を務める。1995年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
