フィリッパ グレゴリー / 加藤洋子

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ブ-リン家の姉妹 下

フィリッパ グレゴリー / 加藤洋子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087605617
ISBN 10 : 4087605612
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

姉のアン・ブーリンに疎まれた妹メアリーはやがて、宮廷の外に新しい生活を求める。そこには「平凡な男」、スタフォードとの出会いがあった。一方、前の妃を追い出したアンは、栄華の極みを得る。しかし、男の世継ぎを産むことに執着した彼女は、破滅の途をたどり…。のちのエリザベス1世の母、アン・ブーリンと妹メアリーの哀しくも激しい物語は息を呑むクライマックスへ。

【著者紹介】
フィリッパ・グレゴリー : テレビやラジオのジャーナリスト、プロデューサーの経験もある、イギリスの作家。エジンバラ大学で18世紀文学の博士号を取得。歴史小説の第一人者であると同時に、現代を舞台としたサスペンスにも定評がある。現在は、家族とともにイングランド北部に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    少なくとも、アンとクロムウェルについてはまさに因果応報(ここではクロムウェルについては触れられていないが)。王の性格につけ込んで、都合のいいように世間様をねじ曲げたら、それが自分に跳ね返ってきたというところ。勢いついて、首めがけてブーン! まあ、我が道を貫くのはある意味立派。それに比べて、もう1人のブーリンのムスメときたら…。作者の筆力もあると思うが、彼女の多面性は、人格が分裂してるのではと思うほど。その入れ替わりは したたかさというより辻褄が合わない感じ。表紙のメアリーは、とてもおキレイね💕

  • ねむねむあくび♪

    アンが壊れていくさまが、恐ろしくも目が離せなかった。野心家の暴走を止める者は無く、狂い咲くしかなかったのか。途中で投げ出す事もせず、王妃になることへの執着心が、アン自身を貶めていく。駆け引きを駆使し権力を握り人を責めるアンとヘンリー8世の関係は、刺激的で熱狂的だったが、永くは続かない。本当に幸せだったのはメアリー、とする作者に、多くの読者が共感して人気作品になったのだろうなぁ〜。面白かったです。

  • ミユ

    権力闘争に負けるということがどういうことなのかと思いをはせると怖くなります。一歩下がって華やかではないけれど穏やかな幸せをつかんだメアリーだけどアンが処刑されたときの「私の分身まで奪った。アンという分身まで。」という言葉があまりに悲しかったです。華やかな姉にコンプレックスを抱き、ときに憎みときに恨んだだろうけれど、宮廷という戦場をともに戦い生き抜こうと足掻いた、何の心配もなかった幼いころをともにした、そんなアンはメアリーにとってはまさに半身でもあったんだろうなぁ・・・。

  • 紅香@本購入まであと5冊

    全ての権力を掌握してしまったヘンリー8世。王の暴君を誰も止めることはできない。最悪の事態へ。人は神のような地位に君臨すると欲望に塗れるのかと言葉を失った。残酷な展開。男達の謀略。欺瞞。政治の駒になった女達。自業自得だと分かっていてもラストに向けて涙が溢れた。誰かが泣いた土地に種を蒔いても実を結ぶわけがない。笑って過ごせるはずもない。その後の呪いと言われる産物は正常な精神が罪悪感となって働いたからだと信じたい。王やアンの傲慢さも最期は臆病さから出たように感じた。強さを身に纏いたかった愛のない人は脆くて弱い。

  • かなえ

    王妃の地位を掴もう、離すまいとする女の執念。とにかく男児を、跡取りをと望む男の執念。その勝負だったような気がしました。にしても、なんとまあ、この時代の人々の運命の儚いこと。栄華を手にしたと思ったら、次の瞬間には地獄に転げ落ちてる。自らが神になってしまった王の心次第で、人生が180度変わるのですね。

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