ファブリーツァ ランツァ

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オリーブの歴史 「食」の図書館 第III期

ファブリーツァ ランツァ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562053179
ISBN 10 : 4562053178
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kouro-hou

    オリーブ六千年の歴史。寒さ以外には強く樹齢3千年クラスの古樹園もあるそうな。ギリシャ神話にも登場するオリーブは香油や木材としてスタートし、食用油としてはもっと後、食用としてはローマ帝国(しかも貧乏人用)以降と時代にバラつきがある。現在の収穫や抽出技術の基礎はローマ帝国時代に確立され、地域によっては常温で液体の油がコレしかなかったので布の加工などにもヘビーに使っていたそうな。そこへ「肉を食え!油?ラードがあるじゃないか」という民族が攻めてきて、じゃあオリーブ油は工業用に使いますか、という時代が来たとか。

  • こぽぞう☆

    この「食の図書館」シリーズは地元の図書館に揃っているので、図書館で目につく度に借りている。オリーブはオイルも実も私の大好物。コストコのオリーブ漬けが美味しくないと思っていたら、アメリカ人向けにマイルドな処理をしているものらしい。スペイン産のオリーブ漬けを探してみよう。巻末のレシピも充実。

  • 秋良

    地中海料理に欠かせない名脇役オリーブ。地中海と一口に言っても文化は様々(ヨーロッパ、アフリカ、イスラム)で、でも食文化にいくつかの共通点があるのはオリーブがあるからかもしれない。切り株からも枝が生える生命力の強さから、富や繁栄の象徴にもなってきた。飲兵衛にとっては罪悪感なく食べられて出てくるのも早い良きおつまみ。ああ、トルコで食べたオリーブ美味しかったなあ。不飽和脂肪酸がとれるから健康にいいと言われているけど、遺伝的に日本人は分解する酵素を持ってる人が少なくて下痢することもあるらしい。

  • シルク

    「肉やワインよりも古い味。水と同じくらい古い味がする。」(ロレンス・ダレル『予兆の鳥』より。p.17)……オリーブの木って、好きだ。あの色も、あの葉の形も。心がスッと、静かになる。「オリーブの木は非常に長生きで、最高3000年も生きるという。」(p.149)……3000年?! まぁー……(*´Д`) オリーブの実からとれる油は、最初は軟膏として。そして神殿の灯明となり、塗油のための香油となり、聖油となり食料ともなり。オリーブを思うと、気が遠くなる。時間の渦に巻き込まれそうになる。

  • Uzundk

    オリーブの木って千年単位で生きる長生きの種だとは知らなかった。植えてから収穫できるまでに35年かかる。現代では食事のためのオリーブオイルが最も良く目にするが、それ以前の歴史似置いてはオリーブ油は石けん、香油、灯りなど生活を支える糧だった。ローマ人がその栽培と搾油方法を、それにともない鮮度がよくなって食事に使えるようになった。オリーブは熟するほどに油は濃くなり、風味は落ちていく現代では収穫後48時間のうちに搾油される。同様の等級付けがローマ時代にもされていたのが、オリーブの重要度の高さを物語っている。

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