ファティマ・メルニーシー

Individuals/organizations Page

Books

ハーレムの少女ファティマ モロッコの古都フェズに生まれて

ファティマ・メルニーシー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784624501235
ISBN 10 : 4624501233
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • syaori

    舞台は20世紀中葉のモロッコ。そのブルジョワ家庭に育った作者の幼少期を反映した、妻や子供、親族の女性等から成るハーレムの生活が語られます。たまの外出や中庭での刺繍、美容、作者の記憶の薄い膜を通して家の奥のさざめきが聞こえてくるよう。そうして浮かび上がるのはハーレムの境界線を越える女達の夢なのですが、同時に植民地下のモロッコを舞台とした本書は境界線とは弱者と強者を分けるものだと悟る少女の目を通しすべての人に語りかけるものにもなっているのだと思います。性別の西洋と東洋の全ての境界を越えて「ほーら、羽ばたけ!」

  • ハーレムはいわゆる普通思い浮かべる豪華絢爛な宮廷のものと、一般ブルジョアが家族の女を囲う二種類がある。本書は後者の軟禁状態である家庭に生まれ育ったファティマが10歳くらいになるまでのイスラム社会を学びながら成長していく1940年ぐらいを舞台にした作者の実体験ありきの半フィクション。ハーレムって一体どういう意味なの?何故男は外に出ていいの?子供の疑問は異国に住む私のそれだ。日常生活を丁寧な注釈付きで描いておりモロッコ社会の問題点が判りやすい。権利が蔑ろにされ戦い続ける女性達の強さは国が違えど変わらない。

  • k

    モロッコに興味があったので読んだ。今の私の生き方では、自由であることを無駄遣いしている気がする。なんでもできるはずなのに何もできていない。

  • N_dept

    異文化に触れられました。 千一夜物語も読んでみようと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items