ピーター・W・アトキンス

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万物を駆動する四つの法則 科学の基本、熱力学を究める

ピーター・W・アトキンス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152090072
ISBN 10 : 4152090073
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

温度の本質とは。エントロピーとは何か…。こんな疑問を扱う熱力学には、あらゆる変化の本質が凝縮されている。名作「ガリレオの指」「エントロピーと秩序」の名匠アトキンスが贈る、珠玉のポピュラー・サイエンス。

【著者紹介】
ピーター・アトキンス : 1940年生まれ。オックスフォード大学化学教授、リンカーン・カレッジ・フェロー。専門は物理化学。世界的に著名な化学教科書の著者として知られるが、ポピュラー・サイエンスの書き手としても名高い

斉藤隆央 : 1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nbhd

    数式なし、縦書きの熱力学。けっして簡単な内容ではなかったけど、縦書きならではの直観的な理解を与えてくれるところが多々あった。のちのち噛み砕きたいお言葉を並べておこう。@仕事とは、力に逆らって何かを動かすことだ。A熱するとは「透熱性の壁を通して所望の方向へエネルギーが流れるよう温度差を作り出す」こと。B仕事は、環境の原子に一様に運動させる。熱は、環境の原子に無秩序な運動をさせる。Cエントロピーはエネルギーの「質」の尺度となる。エントロピーが低ければエネルギーの質が高く、エントロピーが高ければ質が低い。

  • たばかるB

    一般向け物理学(熱力学)教養本。著者が教科書や一般書の執筆に長けているようで、本書でもちょうど良い難易度で解説がなされる。テーマは熱力学の4っつの法則+ヘルムホルツエネルギー•ギブスエネルギー。熱力学の接点として、或は基礎事項の確認や最新情報の更新など読む用途は多様そう。

  • 東雲そら

    タイトルと「熱力学第二法則は教養でありシェークスピアを知らないのと同じだ」少々大袈裟な著者の煽り文句に釣られ、エントロピーに関する事柄にも興味があるので読んでみました。(それと早川書房だったので)▼エアコンや冷蔵庫の熱移動の運動エネルギーから始まり、SF作品などでも目にする「エントロピー」とは何かを、例をその都度挙げて図解入りで説明してくれているので、丁寧でわかりやすいと感じました。数式も少ないのでおそらく初めての方でも、メモは取ったほうが良いと思いますが、理解できる内容です。

  • studious0404

    前回読んで感動が大きかったから、その面白さだけ記憶に残っていたが、再読してみると、まるでポピュラーサイエンスじゃない。改めて読むことでより熱力学の知識の補完ができたし、新たな感動もあった。やっぱり目に見えないからこそ熱って面白い。

  • koz

    2013年 絶対零度以下のガス実現のニュースもあり「温度とは何か」から復習。UCLA/オクスフォードで物理化学の教鞭を執った著者の説明は分かりやすく何より面白い。蒸気機関というエンジニアリングから発達したこの学問の科学史的な面も興味深く読んだ。論争の末、鬱病に苦しみ自殺したボルツマンの墓碑銘に刻まれた、S=klogW は量子論への道を開いた。負の絶対温度でのボルツマン分布やそれを利用した機関の可能性についての言及もあり目的にかなう良書であった。

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