Books

北極のなくなる日

ピーター・ワダムス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562054442
ISBN 10 : 4562054441
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

二酸化炭素大量排出、メタンガスの噴出、失われていく北極の氷…いま破壊的に進行しつつある地球温暖化=破滅への道筋を、さまざまな見地から解明する。極地研究の世界的権威による警世のノンフィクション。

目次 : はじめに―青い北極海/ 氷、驚異の結晶/ 地球の氷の歴史/ 現代の氷期のサイクル/ 温室効果/ 海氷融解がまた始まった/ 北極の海氷の未来―死のスパイラル/ 北極のフィードバックの促進効果/ 北極のメタンガス―現在進行中の大惨事/ 異様な気象/ チムニーの知られざる性質/ 南極ではなにが起こっているのか/ 地球の現状/ 戦闘準備だ

【著者紹介】
ピーター・ワダムズ : 1948年生まれ。1987年〜92年、ケンブリッジ大学スコット極地研究所所長、92年〜2015年、同大学海洋物理学教授。日本の国立極地研究所、米国の海軍大学院、ワシントン大学等での客員教授も務める。W・S・ブルースメダル、極地メダル受賞。王立地理学会のフェロー、フィンランドアカデミーのメンバーでもある

榎本浩之 : 北海道大学工学部卒業、筑波大学大学院環境科学研究科、スイス国立工科大学大学院地球科学研究科修了。国立極地研究所副所長(教授)、国際北極環境研究センター長。理学博士(極地気候学)

武藤崇恵 : 英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Humbaba

    予測は予測でしか無く、人の行動によってそれを変化させられる可能性は残っている。このまま続ければ問題が発生するのであれば、行動を変えれば回避できる。そのためにはコストを支払わなければいけないこともあるが、そのコストは支払うべき価値のあるものかもしれない。

  • takao

    p.292 原子力発電所を忌避するのはやめよう。炭素排出はゼロを保ちつつ、明かりを灯しつづけるためには、基本的なエネルギーとして原子力は頼りになる存在だ。 p.293 (原子炉としての)2つのいい方法。ペブルベッド原子炉はドイツの研究開発連合が1960年代に開発、冷却材はガスで使用済み燃料は下部から取り出す。トリウム原子炉は、核分裂生成物が軍事利用されないという利点がある。

  • きっしょう

    海氷や海流が地球に及ぼすメカニズムや温暖化の原因など、時に専門的な内容が理解できない部分もあるが、海氷研究を長年研究してきた著者の持つ危機感がヒシヒシと伝わってくる。自分一人が何かをやっても意味が無いとあきらめてはいけないんだな。小さなことでも今すぐにできることはある。

  • りっちー

    読むのに時間がかかったけれど、北極と地球温暖化についての知識が増えました。興味のある方にはオススメしたい本です。

  • あきとら

    北極のフィードバックとメタンガスの章は、ショッキングな内容で、加速度的に温暖化が進むのではと恐怖を感じました。個々人が出来ることをするというのも ありますが、優秀な研究者に調査してもらい広報して、今後の気候変動予測について大勢の人の常識になるとよいなと思いました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items