Product Details
ISBN 10 : 4588010336
Content Description
倫理を技術に対峙させることをやめて、我々は、技術との相互作用のなかで自分達の生を形成していくための語彙や実践を作り出さねばならない。倫理においては、人間と技術の双方が本質的な役割を果たしている。技術の使用者である人間の道徳から、人間と機械の相互作用の中にある道徳へ。フーコー、ラトゥール、スローターダイクなどを駆使して、ポスト現象学の立場から、技術倫理と科学技術社会論(STS)を刷新する新しい“技術哲学”の誕生。
目次 : 第1章 媒介された道徳/ 第2章 ヒューマニズム的でない技術倫理/ 第3章 人工物は道徳性を持つか/ 第4章 技術と道徳的主体/ 第5章 設計における道徳/ 第6章 道徳的環境―具体的応用事例/ 第7章 媒介を超えた道徳/ 第8章 結論―技術に同行する
【著者紹介】
ピーター=ポール・フェルベーク : 1970年、オランダ生まれ。現在、オランダのトゥエンテ大学(The University of Twente)哲学科の教授。The Society for Philosophy and Technology(SPT)の会長(President)
鈴木俊洋 : 1968年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。博士(学術)。現在、上智大学理工学部ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
