ピーター・チャップマン

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バナナのグローバル・ヒストリー いかにしてユナイテッド・フルーツは世界を席巻したか

ピーター・チャップマン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623083312
ISBN 10 : 4623083314
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

本書は、バナナがありふれたフルーツとして世界の食卓に広まっていく歴史的展開について、史上初の多国籍企業とも称されるユナイテッド・フルーツの盛衰を軸にしてグローバル・ヒストリーの視点から描き出す。ユナイテッド・フルーツのバナナ生産に翻弄される中米諸国の国内状況から、それを取り巻くアメリカとラテンアメリカを中心とした国際関係までを、からまりあった糸をほどいていくように丹念に解きほぐす。

目次 : 人々の記憶から/ 死にゆく果実への嘆き/ 帝国の起源/ 独占企業/ バナナマン/ 飼い慣らされた飛び地/ バナナ共和国/ その内部では/ 政変/ 「裏切り」〔ほか〕

【著者紹介】
ピーター・チャップマン : イギリス・ロンドン市イズリントン区に育ち、サセックス大学とロンドン・スクール・オヴ・エコノミクスで学ぶ。Financial Timesへの寄稿やLatin American Letters,The GuardianおよびBBCの中央アメリカ・メキシコ特派員として知られるジャーナリスト

小沢卓也 : 1966年東京都生まれ。1998年立命館大学大学院文学研究科博士後期課程歴史学専攻西洋史専修修了、博士(文学)。神戸大学大学院国際文化学研究科教授

立川ジェームズ : 1986年イギリス・ロンドン市生まれ。2017年立命館大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程西洋史学専修修了。博士(文学)。立命館大学兼任講師、フリーランス翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 人生ゴルディアス

    モノカルチャーや多国籍企業による小国支配の話になるとよく参考文献に挙げられる本書だが……そんなにいい本だとは思えなかった。翻訳も微妙。ただ解説はいいしページ数もかなり多いのだが、本書の内容を頭から最後まで要約しなおすならもう正直そっち膨らませたほうがいいんではないかと思うくらい、本文はなにかを説明しているようでしていない文章が延々と続く。というかなんでキースはずっと破滅しかけてるのに財産が増え続けてるの? その説明しないのに何でこんなページ数かかるの…? インテリぶった言い回しが多くせに中身が少ない

  • TK39

    第二次世界大戦後のアメリカ大陸の本を読むと必ず出てくるユナイテッドフルーツ社。ユナイテッドフルーツがどのように中米に進出し、支配したのか?今のアメリカ企業と変わらず、その先駆けである企業であったことがわかる。しかし、買収され、名前が変わっていたとは知らなかった。 バナナは手軽に栽培される商品と思いこんでいたが、違った。

  • takao

    ふむ

  • Kentaro

    ダイジェスト版からの要約 多国籍企業が優位に立つ世界は、バナナビジネスの創始者のユナイテッド・フルーツとよく似ている。大企業の支持者たちは、繁栄するにはスリム化と合理化を更に進めるしかないと説く。減税を唱え、企業活動を制限する厄介な法令は撤廃するべきだという。ユナイテッド・フルーツはコスタリカ社会やグアテマラ社会に入り込んだ。現代の多国籍企業と同様に、ユナイテッド・フルーツも生き残りのために必要に応じて協力関係を結んだ。本国アメリカにおける道徳規範から逸脱しないかぎり、この会社は海外で何をしても許された。

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