ピーター・ウエッツラー

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昭和天皇と戦争 皇室の伝統と戦時下の政治・軍事戦略

ピーター・ウエッツラー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562035731
ISBN 10 : 4562035730
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本的意思決定のプロセスの中で、昭和天皇と政治家・軍人たちの果たした役割とは。出来る限り一次資料を使い、著者の価値判断を廃して昭和天皇の行動と思想を解明しようと試みた昭和天皇論。

【著者紹介】
ピーター・ウエッツラー : 歴史学者。1943年米国生まれ。米国で教育を受けたのち日本に留学して、日本語と日本史、さらに、東北大学で日本思想史を学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校で博士号取得(平安朝の文人についての研究)。現在はドイツのルドヴィヒスハフェン州立経済大学教授、同大学東アジアセンター所長

森山尚美 : 1947年、静岡県生まれ。東京外国語大学英米語科卒。外資系企業勤務等を経て、1978年よりフリー、ビジネスとジャーナリズム関係の翻訳および通訳を経て、現在は、ノンフィクションの翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なのは

    歴史を政治信条の道具にしようとする人には、この本はきっと退屈だろう。でも昭和天皇という人間を知りたいけど右にも左にも極端なのはちょっと…という人には読む価値のある本。作者は誰かを裁いたり擁護するためにこの本を書いていない。ただ歴史家として『歴史上の人物(昭和天皇)が実際にどんな人だったか、どうありたいと望んでいたか、自分をどういう人間だと思っていたのか』を探ろうとする。人を裁くのは検察や判事、擁護するのは弁護士の領分、作者は後世の知識で天皇を採点せず、歴史を探究する領分を全うした。

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