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都市に侵入する獣たち クマ、シカ、コウモリとつくる都市生態系

ピーター・アラゴナ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784806716624
ISBN 10 : 4806716626
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【日本でも街中に出没するクマが話題になっている今、非常にタイムリーな1冊】

『スミソニアン・マガジン』の2022年お気に入り本に選出!
都市はいかにして野生動物たちにとって魅力的な住みかとなったのか?

道を横切る二足歩行のクマ、
巣のライブ配信中に子猫を獲ってきてヒナに与えるワシ、
動物園のコアラを連れ去ったピューマ――。

リスやコウモリなどの小型動物から大型猛獣まで、
人工的なものの象徴である都市が
思いがけず野生動物を引き寄せることになった理由を歴史的に振り返り、
駆除か保護かの二元論ではない共生への道を探る。

【著者紹介】
ピーター・アラゴナ : アメリカの環境史家、保全科学者、自然文化地理学者で、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の環境学教授。2011年に、21世紀の学術的リーダーになる可能性を秘めた研究者を支援する米国国立科学財団(NSF)主催のCAREER助成金を獲得した。絶滅危惧種についての研究に加え、現在は野生生物との共存や失われた種の再導入といった課題に取り組んでいる。カリフォルニアにグリズリー(ハイイログマ)を再導入することを目指して立ち上げられたCalifornia Grizzly Research Networkの創立者兼ファシリテーター

川道美枝子 : 1947年北海道生まれ。関西野生生物研究所代表。立命館大学歴史都市防災研究所客員研究員。リス類の生態研究をするとともに外来生物、特にアライグマ・ハクビシンの有効な対策を研究。北海道大学理学部卒、同大学院博士課程単位取得退学。理学博士

森田哲夫 : 1950年三重県生まれ。小型哺乳類で見られる日内休眠の生態学的役割について研究。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。宮崎大学名誉教授。環境カウンセラー。宮崎大学フロンティア科学総合研究センタープロジェクト研究員

細井栄嗣 : 1962年静岡県生まれ。農林業加害獣と希少動物を対象にシカ、イノシシ、クマ、ヤマネなどの生態を研究。京都大学農学部を経て博士課程はコロラド州立大学で野生動物学を学ぶ。博士(Range Science:牧野科学)。山口大学大学院准教授

正木美佳 : 1975年長野県生まれ。生息地域差による小型哺乳類の休眠の多様性に関して研究。宮崎大学農学研究科修士課程修了。九州保健福祉大学薬学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • はやたろう

    アメリカの都市部に野生動物が戻ってきている、その意味、リスク、引き起こされる軋轢、課題について。かつて暮らしていたや生き物たちを追い出し、殺し、駆逐してきた人間の身勝手さしか感じない。自然保護だ、生き物の暮らしを守れだの、どの口が言ってんだ!ってちょっとエキサイトしてきそうなことだらけ。とはいえ人間と動物がうまく共存できればそれに越したことはない。

  • おさと

    「駆除か保護かの二元論ではない共生への道を探る」に惹かれて読んでみたけれど、んー、やっぱり、訳文は読みにくい…。事例がたくさん載っていたので、そこから自分で考えろってことかな…。

  • takao

    ふむ

  • ふのりけちょ

    現在、日本でも同じような状況に立たされているように、都市と動物との関わりについて非常に示唆に富む本。紹介されている関連本や各章の中心となる人物・文献も豊富でありがたい。 一方で著者の文の組み立て方の影響もあるのかもしれないが、訳がひどすぎて、意味がよくわからない文章や、まるで自動翻訳をそのまま掲載したような文章が目立つ。研究者の方が訳すより、本職の翻訳家が訳して、研究者が監修した方が良かったのではないか。

  • 牙魔

    クマの被害が多い日本にも何か関連するかと思って読みましたが、アメリカはちょっと事情が違うようで。あちらの大都市は自然に囲まれているという印象があるが、実はまったくの人工地帯から作られたものが多いことに驚き。色々な事象を取り上げているが、イマイチ著者の狙いが分からなかった。更に、全体的に読みにくいと思っていたら、訳者4名はすべて学者さんで、プロの翻訳者じゃなかった。誤訳っぽい所もチラホラ。

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