ピョートル・ストルーヴェ

Individuals/organizations Page

Books

ロシア民族精神の深淵(仮)聖なるロシアと革命

ピョートル・ストルーヴェ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779128417
ISBN 10 : 4779128412
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
植田樹 ,  

Content Description

ロシア革命による内戦と第一次世界大戦の対ドイツ戦の最中に書かれたロシアの精神を解き明かす古典中の古典。ロシアの代表的な思想家11人が革命の“陰の部分”を指摘するとともにロシア人の新旧の精神世界を冷徹に分析、国家と民族の運命に思いをめぐらせる。ウクライナ戦争を支えるロシアの民族精神への視線!革命派(ボリシェヴィキ)がロシア人以外のウクライナ人やグルジア人などの異民族に“民族自決”を認め、旧ロシア帝国の版図を分解、縮小したことに対する民族主義者の立場からの憤激の感情が述べられる。

目次 : 1 ロシア革命の宗教的意義/ 2 ロシア革命の精神/ 3 神々の饗宴(侃々諤々)―現代の対話/ 4 我々の言葉/ 5 社会主義、文化、ボリシェヴィズム/ 6 民族の再生/ 7 民族のどよめき(咆哮)/ 8 ロシア・インテリゲンツィヤの進むべき道/ 9 ペルーン神の呪い/ 10 ロシア革命の歴史的意義と民族の課題/ 11 深淵から(DE PROFUNDIS)

【著者紹介】
植田樹 : 1940年生まれ。東京外国語大学ロシア科卒業。日本放送協会(NHK)に記者として入局。元モスクワ特派員(旧ソ連・東欧担当)、ニューデリー特派員(南西アジア担当)、ワルシャワ移動特派員(ワレサの連帯運動)、テヘラン移動特派員(ホメイニ革命、イラン・イラク戦争)、解説委員。元・日ロ交流協会顧問、副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たまきら

    先日読んだ本で紹介されていたので探して手にしてみました。そしてこの本が形になるまでの軌跡にただただ驚かされました。1918年のあの激動の時期、思想統制が高まる中出版中止となり、国外追放になった者がなんとか1冊持ち出し、ようやく1967年にフランスで出版されーソ連でこっそり回し読みされていたのだそうです。この本がたどった運命が、そのままロシア民族の多難な歴史を象徴している…という訳者の言葉に肯きました。どんな思想であろうとも結局は独裁者政治に私たちは苦しめられるー民主主義だっておなじことです。

  • BLACK無糖好き

    原書はロシアの二月、十月革命後1918年に発刊予定だったが紆余曲折を経てきた。主に宗教哲学者や法律学者による伝統的な保守の立場からボリシェヴィキに対する批判的な議論が展開される。「聖なるロシア」として民族の歴史的使命を継承し宗教精神に適った社会の実現を訴える論調が目につく。同時に、ロシア人の魂は“神秘的な物事”の影響を他の民族よりも敏感に感じ取るので、誘惑に引き込まれやすく、偽物やすり替えのまがい物に引っかかってしまうとの指摘は、現在のウクライナ侵攻に対するロシア人の受け止め方とも繋がってくる印象。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items