ピエール ミシェル・ベルトラン

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左利きの歴史 ヨーロッパ世界における迫害と称賛(仮)

ピエール ミシェル・ベルトラン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560092996
ISBN 10 : 4560092990
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

左利きに対する偏見が生まれ解消に至るまでの複雑な歴史を、テーブルマナーの変化や絵画の分析など、さまざまな角度から語る。

【著者紹介】
久保田剛史 : 青山学院大学教授。左利き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 穀雨

    左利きのフランス人歴史家による左利きに関する本。訳者も左利きというから徹底している(?)。第一次世界大戦での塹壕掘りで左利きは重宝されたとか、中世スコットランドに左利きが非常に多い一族がいたとか、興味深いエピソードに事欠かず、わたし自身左利きなので非常におもしろく読んだ。ただ、左利きが少数派である理由については人類学的なアプローチに終始していて、もっと生物学的な事情があるのではと首をかしげてしまった。

  • 6ちゃん

    ヨーロッパにおける左利きへの差別の歴史を社会・文化面から克明に記載している。風変りというだけで謂れのない差別を受け、やがて宗教や科学にまで取り込まれていく様は、他の差別史とも共通している。根拠を辿ったら非常に証跡薄弱ということは世の常だが、それが自分にも当てはまることが多々あるのが恐ろしい。こうした書籍が差別の分だけあるだろうし、それで図書館に本棚一つを作るとよいかもしれない。

  • tenorsox

    「左利き」という特性やそれを有する人々が世の中でどのように受け止められてきたかの歴史。差別されながらも許容→徹底的に矯正→差別も矯正もNG(現在)という大まかなトレンドの説明を中心に据えつつ、差別に反対する声を上げた人達の理屈(まともだったり頓珍漢だったり)、逆に優位性を謳った人達の理屈(同)、極端な矯正が心身に及ぼした影響、「左利きに天才多い説」の真偽等、枝葉の部分も含めて最後まで楽しく読んだ。冒頭で軽く触れている「右利きが多い理由」についてもう少し深く知りたかったが、そこは主題ではないのでやむなしか。

  • takao

    ふむ

  • miya

    書店で一目惚れ?して購入 「元々左利きだったけど右利きになった」という人の話を聞いたことがあるけど、そういえば最近は左利きの人よく見かけるようになったなー。なんでたろ?くらいの気持ちで気になって購入してみた本。 衝撃だったのは中世ヨーロッパではそれほどでもなかったのに、近代(19世紀〜20世紀)の方が左利きに対しての偏見が強かったのが意外だった。科学的根拠が軽薄なものは近代になるにつれて見直される傾向が強いと思っていたから。

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