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ISBN 10 : 4753102378
Content Description
西洋は何を根拠に成り立ち、自らを世界化したのか。本書は、フランス法制史の泰斗ルジャンドルの来日講演集。「西洋」を成り立たせている隠された組立てを明かす、魅力溢れる論理展開の書。ドグマ人類学への手引き。
【著者紹介】
ピエール・ルジャンドル : 1930年、フランス、ノルマンディー地方に生まれる。法学博士、パリ第1大学および高等研究実習院(EPHE)元教授。1957年から1998年まで、パリ第1大学法学部で教える(ローマ法、中世法制史)、1960年代に、フランス組織商会(私企業)の仕事で、アフリカ(ガボン)の経済発展のために働く。また、国連の専門員として、ついでユネスコ専門員として西アフリカ諸国、とくにマリで働く。1968年にはフランス行政史の仕事をまとめ、1975年以降、精神分析家として活動をするかたわら、権力と愛、身体と制度性などの研究を進める。1978年から1998年まで、高等研究実習院(宗教学部門)教授を兼任、「西洋キリスト教規範空間」の研究を指導、そこで「ドグマ人類学」という独自の学問領域を切り開く。1998年退官
森元庸介 : 1976年生。東京大学大学院総合文化研究科博士課程、パリ第10大学哲学博士課程在籍。フランス地域文化研究/近世美学史専攻
西谷修 : 1950年、愛知県北設楽郡生。明治学院大学文学部教授を経て、東京外国語大学大学院地域文化研究科教授(思想文化論)。20世紀フランス思想の研究をベースに、西洋的知の臨界領域を探りながら、死、戦争、世界史、生命、宗教などの諸問題を独自の視点から論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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