ピエール・ブルデュー

Individuals/organizations Page

Books

世界の悲惨 III ブルデュー・ライブラリー

ピエール・ブルデュー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865782578
ISBN 10 : 4865782575
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 燃えつきた棒

    《社会は表立って表現されることのない苦しみであふれている》(世界の悲惨T 『世界の悲惨』とは何か) 一方で、社会には自己責任論が根強く存在し、困窮者や障害者などに、いまだに深々とスティグマを刻印している。 ブルデュー社会学は、これらの風潮に断固として対峙するものだろう。 もちろん、彼の社会学は、決して何らかの根本的解決を約束するものではないが、今となっては、むしろそうした態度こそが信頼に値する気さえする。/

  • roughfractus02

    生活の細部まで官僚システムが浸透すると人はその仕組みに気づかないばかりか、気付けないように誘導されていることも気づかない。システムは人に自分の足元を見ないように外に対立のゲームを作り、様々なデバイスを通して闘争を煽る。著者たちの聞き取りは、そんな対立する大声にかき消され、無言の苦しみを抱える人々の声なき声の再現を試みる。現代の群像劇さながらの本書は、システムの批判(critic)を担う一方、聞き取る側の権威性への反省的なチェックも一貫させながら読者自身への臨床的(clinic)機能も果たしているという。

  • yanagihara hiroki

    最終章のブルデューの言葉に、強く感銘を受けた。調査の権力性を自覚しながらも、自分も相手も満足してしまう表層にとどまることなく、調査者自身はもちろん被調査者も気づいていなかった意味をそこに現出させる産婆術こそが、表面的であるがゆえに欺瞞的である世論調査に抗する唯一の科学的取り組みである、というあまりに孤独な取り組みへの彼の矜持。それは苛烈な批判の言葉に隠れた、彼の真理への愛と社会変革を諦めない心の現れだ。 テクノクラートの思い込みを押し付けるかポピュリズムかの地獄の二択しかない現代にこそ読まれるべきだ。

  • takao

    ソーシャルワーカー(ストリートの官僚たち)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items