ピエール・ブルデュー

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世界の悲惨 II ブルデュー・ライブラリー

ピエール・ブルデュー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865782561
ISBN 10 : 4865782567
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 燃えつきた棒

    読書の喜びの一つに、本の中に自らの姿を見い出す喜びがある。 この52のインタビューの中に、誰もが自らを見い出すことができるのではないだろうか。 あるいは、万一自らを見い出すことの出来なかった人も、一つの問いに立ち返るのではないだろうか? 「私とは誰か?」という問いに。/ 《待ち合わせの相手は、スーパーのレジ係をしている、マリーズという四十五歳の女性だった。 ー中略ー 私は、マリーズの甥ー略ーから、彼女の話と最近夫を亡くしたこと、それから今までの人生のことを少し聞いたのだ。

  • roughfractus02

    言語の意味に留まらずその修辞、トーン、身振り、沈黙に話し手個々のハビトゥス、その属する界、文化資本を見出そうとする著者の社会学を実践するように、本書には面談記録を生き生きと記述する姿勢が一貫している。聞き手は「非暴力的」コミュニケーションに努め、何度も面会し、質問も精緻にせず、録音テープの書き起こしの際も論理に還元する傾向を避けている。すると話し言葉は声の身振り、情感、状況を示し、「世界」でなく「世界の悲惨」を浮かび上がらせる。2巻目の本巻では工員、浮浪者、農民、失業者、田舎の商人、教師らの声が聞こえる。

  • takao

    ソーシャルワーカー(ストリートの官僚たち)

  • yanagihara hiroki

    読み始める前はゾラのルゴン=マッカール叢書のような本なのかな、というイメージを持っていたのだが、一人一人の生活上の苦しみや闘いに、「社会」や「政治」が透けて見えること、その悩みながらも深い洞察の数々に何より感銘を受ける。社会学者が客観的にそれらを分析するのも素晴らしいが、そもそも市井の一人一人から出てくる苦悩ゆえの「社会」「共生」「政治」への深い洞察からは、森有正の言う『フランスでは『方法序説』を一度も読んだことのない農民が、方法序説のように生きている。」という言葉を想起させられた。

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