ピエール・ブルデュー

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パスカル的省察

ピエール・ブルデュー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894347014
ISBN 10 : 4894347016
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ブルデュー自身が最も優れた社会学者とみたパスカルの加護の下、知の可能性を真に擁護するために、哲学的伝統が再生産する知の自己欺瞞を容赦なく打ち砕く。ブルデューが一人称で語る初の“理論体系”の書。

【著者紹介】
ピエール・ブルデュー : 1930年生まれ。高等師範学校卒業後、哲学の教授資格を取得、リセの教員となるが、55年アルジェリア戦争に徴兵。アルジェ大学助手、パリ大学助手、リール大学助教授を経て、64年、社会科学高等研究院教授。教育・文化社会学センター(現在のヨーロッパ社会学センター)を主宰し学際的共同研究を展開。81年コレージュ・ド・フランス教授。02年1月死去

加藤晴久 : 1935年生まれ。東京大学、恵泉女学園大学名誉教授。仏語仏文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • roughfractus02

    人々に「自然に」振る舞うことを説いたパスカルは、「自然さ」に無意識なる「自動機械」の存在を予想した。著者はこの「自然さ」と無意識を集合的歴史が作る社会的条件と見なし、個人の振る舞いに感覚や勘として出てくる非理性的領域と捉えて、パスカルを最初の社会学者と称える。一方、「自然さ」に神の意志を読む中世スコラ哲学の伝統はカント以後ハイデガーに至る近代哲学にも生きているとし、「自然さ」に人間の意図を読む「スコラ的幻想」として批判する。遠近法の形成をこの幻想の例とし、パノフスキーの分析に沿って展開する議論が興味深い。

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