Product Details
ISBN 10 : 4326000635
Content Description
"厳密な基礎理論の検討を展開する図書館情報学の幻の古典、ついに邦訳刊行。生成AIが隆盛する現代情報学の読み解きにも役立つ一冊。
本書は、知識組織論における個人の認識論とコミュニティの認識論の相互関係に焦点を当てることでAI的な知の限界を言い当てるとともに、さらにそれを補うことの意義を明確にすることでしか真の知は得られないことを主張する。情報学と認識論・心理学・科学哲学・科学社会学を架橋する試みであり、知識哲学としての重要文献である。
【原著】Birger Hjorland, Information Seeking and Subject Representation: An Activity-Theoretical Approach to Information Science (Bloomsbury Publishing Inc., 1997)
"
【著者紹介】
ビアウア・ヤアラン : 1947年コペンハーゲン生まれ。コペンハーゲン大学で心理学を専攻後、王立図書館情報学校(RSLIS)で司書資格を取得。王立図書館専門司書を経て、RSLIS(現コペンハーゲン大学コミュニケーション学部)教授。現在、同名誉教授。本書で英語圏にデビューし、その後は図書館情報学の主要英文誌に多数の論文を執筆。また、オンラインの知識組織論専門事典(ISKO International Encyclopedia of Knowledge Organization:IEKO)編集長として30項目以上を執筆している
根本彰 : 1954年福島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科で図書館情報学を専攻。図書館情報大学、東京大学大学院教育学研究科、慶應義塾大学文学部を経て、東京大学名誉教授。最近の著書に『知の図書館情報学―ドキュメント、アーカイブ、レファレンスの本質』(丸善出版、2024)、『図書館教育論―学校図書館の苦闘と可能性の歴史』(東京大学出版会、2024)。オープンデータの訳書として、マーティン・フリッケ『人工知能とライブラリアンシップ』。知識組織研究会の代表世話人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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