ヒラリー・マカスキル

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愛しのアガサ・クリスティ-ミステリ-の女王への道

ヒラリー・マカスキル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860293475
ISBN 10 : 4860293479
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アガサ・クリスティーが愛した家々、歴史的写真、書簡…。作品に使われた舞台を取り上げて著作への影響に光をあてつつ、故郷と作家アガサとの関係を探る。ミステリーの女王の生涯が鮮やかに蘇る1冊。

【著者紹介】
ヒラリー・マカスキル : ジャーナリストでトラベル・ライター。広報マネジャー、出版社社長、シティ大学のジャーナリズム学講師を歴任。ロンドン在住

青木久恵 : 英米文学翻訳家。アガサ・クリスティー、P・D・ジェイムズ、アーロン・エルキンズなど主にミステリーを訳出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いちろく

    読書会の副読本の1冊。内容をジックリ読むよりも、多数掲載されている写真を眺める時間が長かった。全てを実際に訪れる事は出来ないけれど、本の中だけでも手軽にアガサ・クリスティーの作品の舞台の一端に触れられた点は良かった。

  • kaoriction

    アガサが愛した家々、100枚を超える歴史的写真に書簡など、ミステリの女王の生涯が詰まった一冊。“アガサ・クリスティー博物館”。グリーンウェイの図書室がとても魅力的。所々に織り込まれる「ふつう」なアガサも魅力的。マヨネーズを必ず自分で作ったという写真に「そのマヨネーズをひと口下さい!」と言いそうになる。最終章「遺産」が読み物としては好き。「書いた本そのものに興味をもつべきじゃないかしら、著者じゃなくて!」には、頭が下がった。だって、作品以上にアガサの人生は興味深いんだもの。グリーンウェイ、いつか行きたいな。

  • ぐうぐう

    アガサ・クリスティーのゆかりの地を訪ねながら、クリスティーという作家と、彼女の作品を解読していこうとする試みのノンフィクション。住居に対する思い入れが深かったとされるクリスティーは、そこからインスパイアされて多くの作品を生み出していったことが、本書を読むとよくわかる。おもしろいのは、彼女が住んでいた場所がミステリアスなのでは決してなく、自然に囲まれた、とても日常的な場所であることだ。殺人とはかけ離れたその場所で、ミステリー小説が生まれていく過程を想像すると、なんだかざわざわとしてくる。

  • バーベナ

    彼女が愛した場所が美しい写真になっています。メアリ・ウェストマコット名義で書かれたシリーズと、自伝ばかりを手に取ってしまう私は「書いた本そのものに興味を持つべきじゃないかしら、著者じゃなくて!」という言葉に苦笑。ごめんなさい。あまりにあなたが面白くって素敵な女性なので・・・。

  • たつや

    今アガサ・クリスティーにはまっているので、図書館で借りてきました。アガサ・クリスティの私生活などの写真多数で、当時の部屋や住居等の風景写真も雰囲気があります。「著者ではなく、本に興味を持つのよ」という言葉が心に残った。それだけ、作品に自信があったのだろうか?

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