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ISBN 10 : 4814002440
Content Description
「共感」に基づく「徳」の倫理学。ヒュームの多元的な価値観は示唆に富み、高度で多様な技術が発達した現代において有効な議論を提起する。近年注目度がますます高まる道徳論を最新訳で読む。
目次 : 第1部 徳と悪徳一般について(道徳的区別は理性に由来しない/ 道徳的区別は道徳的感覚に由来する)/ 第2部 正義と不正義について(正義自然的徳か、それとも人為的徳か/ 正義と所有の起源について/ 所有について決定する、諸々の規則について/ 同意による所有権の移譲について/ 約束の責務について/ 正義と不正義に関するいくつかの更なる省察/ 統治機構の起源について/ 〔統治機構に対する〕忠誠の源泉について/ 〔統治機構への〕忠誠の限度について/ 忠誠の対象について/ 諸国間の法について/ 貞操と慎ましさについて)/ 第3部 他の徳と悪徳について(自然的徳と自然的悪徳の起源について/ こころの偉大さについて/ 善良さと善意について/ 自然に備わる能力に関するいくつかの更なる省察/ 本書の結論)
【著者紹介】
神野慧一郎 : 大阪市立大学名誉教授。博士(文学)。1932年長崎県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。京都大学文学部助手、大阪市立大学文学部講師、同助教授を経て、1980年より大阪市立大学文学部教授、1995年同退職。同年、摂南大学経営情報学部教授。2002年同退職
林誓雄 : 福岡大学人文学部准教授。博士(文学)。1979年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、大谷大学文学部任期制助教、福岡大学人文学部講師を経て、2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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