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道具を使うカラスの物語 生物界随一の頭脳をもつ鳥カレドニアガラス

パメラ・s・ターナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784895313247
ISBN 10 : 4895313247
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 カラスは小学2年生より賢いのでしょうか?/ 2 小羽ちゃん/ 3 職人ガラスの道具作り巡り/ 4 チョキン、ビリ、チョキン/ 5 メタ道具と心理操作/ 6 故郷に帰る

【著者紹介】
パメラ・S.ターナー : 若者向けのノンフィクション作家。カルフォルニア州のリンゼー野生動物リハビリ病院でボランティア活動に従事し、親のいない赤ん坊ガラスを育てて放鳥する活動なども行っている

アンディ・コミンズ : カルフォルニア州を拠点として活動する写真家。子どもたちに自然の素晴らしさを伝える活動を精力的に行っている

杉田昭栄 : 1952年岩手県生まれ。宇都宮大学農学部畜産学科卒業。千葉大学大学院医学研究科博士課程修了。宇都宮大学農学部生物資源科学科動物機能形態学研究室教授、東京農工大学大学院連合農学研究科教授(併任)。医学博士、農学博士。専門は動物形態学、神経解剖学。ふとしたきっかけで始めたカラスの脳研究からカラスにのめりこみ、「カラス博士」と呼ばれている

須部宗生 : 1947年静岡県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。明治大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。静岡県の県立高校で教鞭をとった後、静岡学園短期大学英語コミュニケーション学科助教授、静岡産業大学情報学部教授、同大学経営学部教授、早稲田大学商学部非常勤講師を経て、静岡産業大学経営学部特任教授を務める。専門は言語学、辞書学、日英表現比較、小学校英語教育、音象徴。また、40余年にわたり静岡県猟友会浜北分会に所属し、カラスの野外観察経験も豊富である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鱒子

    図書館本。道具を使うだけじゃなく、その道具を自分で加工して使いやすくしちゃうカレドニアガラス。ものすごく頭が良い。 届かないけど食べたい肉、長い棒は奥にあって取れない、短い棒は取りにくい、しかも時間制限有りーーこの難題やいかに!! 日本のカラスで言えば、ハシボソみたいな感じの 細くて綺麗なカラスです。幼いカラス、小羽ちゃんがとってもかわいい!

  • あじ

    愛用のキューを使いこなす、表紙のカレドニアガラスさん。ビリヤードプレイヤーのように、真剣な眼差しで獲物に挑んでいます。彼らには「利き手の傾向」すなわち「左右差」があり、道具を右に咥えるか左に咥えるか嗜好があるそうです。これは人間とカレドニアガラス以外には無い特徴だそう。彼らの賢さを裏付ける数々の実験結果は、私に大きな驚きと感動を与え愛情を植え付けました。左利き母さん、小羽ちゃん、貝殻コレクターさん…ネーミングが愉快で文章も面白い。100頁に満たない本ですが、私をトリコにするには十分な内容でした。【購入】

  • アッキ@道央民

    確か以前にテレビで紹介されていたのを見たのかな。道具を使って食べ物になる虫を捕るってスゲ〜!!とそれだけでも感動したのに、自分で木の葉等を切りとって自分で作るなんて、その能力の高さに感動。ニューカレドニアにはキツツキという競合する相手が居なかったりしたのもその進化の一因らしいけど、それにしてもカラスの仲間が秘める才能には驚かされる。普段身近にいるカラスの行動もじっくり見ていたらけっこう興味深いものもあるので、ただ黒いだけの鳥だと思わず、よ〜く観察してみると案外面白いよ。

  • にゃも

    道具を使う…いや、使うだけでなく自ら作り改良する知能を持つカレドニアカラスの話である。ユーモアを交えた文章はわかりやすく時おりニヤついたりもしちゃうが、内容は濃密でワクワクが止まらない。こうした本を読むと必ず『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』という本のタイトルが思い浮かぶ。写真集なのかな?と錯覚するくらい綺麗で可愛いカラスの写真(特に小羽ちゃんがサイコー)も満載で大満足。もちろん彼らが道具を使って釣り上げたムッチムチの幼虫の画像もそれなりに…。

  • chatnoir

    はぁ〜カラスも進化しているね。ニューカレドニアではキツツキと言う競合相手がいないから、道具を使ってまでも、木に巣くう虫を食べだしたらしい。職人の如く、自分の道具にはこだわりもあるらしい...すごいなぁ。ワニは鼻に枝をのせ、巣作り中の鳥をさそい、イルカはお椀状の海綿を鼻に被って岩場のエサ探しをするんですって...いつか人間だけが置いてきぼりの世界になるかもね。

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