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ISBN 10 : 4409510738
Content Description
近接するヨーロッパの国々から、そしてかつての植民地から…。時に迫害を逃れ、時により豊かな暮らしを求めて…。様々な出自、様々な文化や宗教の移民や難民はどう社会から排斥され、統合されていったのか。200年にわたるイギリスへの移民とその子孫の歴史を詳細にたどりながら、移民経験の複雑さと矛盾とを長期的視点からよみとく。移民をめぐる人種主義と多文化主義。
目次 : 第1章 イギリスは移民の国か?/ 第2章 イギリスへの移民/ 第3章 統合への三つの道?―地理、人口動態、経済/ 第4章 エスニシティ、アイデンティティとイギリス人性/ 第5章 外国人嫌悪と人種主義/ 第6章 多文化主義の発展/ 第7章 結論―矛盾するもの、継続するもの
【著者紹介】
パニコス パナイー : ド・モンフォート大学ヨーロッパ史教授。イギリス入移民史研究を代表する研究者の一人。イギリスのドイツ系移民の歴史、人種主義の歴史、難民・移民と記憶、食文化における移民の影響など幅広い関心をもつ
浜井祐三子 : 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。専門はイギリス史およびイギリス地域研究、特に現代イギリスの移民研究。東京大学総合文化研究科博士課程中退
溝上宏美 : 志學館大学人間関係学部講師。専門はイギリス現代史、特にイギリスにおけるポーランド移民の受け入れ、定住過程やイギリスのナショナル・アイデンティティの変容。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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