パトリック・カール・オブライエン

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「大分岐論争」とは何か 中国とヨーロッパの比較

パトリック・カール・オブライエン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623096183
ISBN 10 : 4623096181
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

二〇〇〇年にポメランツが『大分岐』を上梓して以降、ヨーロッパが中国よりも経済的に優勢であったのではなく、近世(一五〇〇〜一八〇〇年)のある時期、中国がヨーロッパの経済力を上回っていたということが、世界の経済史学界のコンセンサスになった。本書は、このような研究動向を咀嚼しつつ、計量経済学の成果とともに、環境史・農業史・科学史の観点を含め、中国とヨーロッパの比較を行う。グローバル経済史の碩学による最新の大分岐論。

目次 : 第1章 研究史整理と文献紹介/ 第2章 中華帝国と西欧の経済的分岐に関する統計ベース―一六三六〜一八三九年/ 第3章 環境と天然資源/ 第4章 明清という帝国主義国家とその農業経済/ 第5章 ヨーロッパと中国の相互比較―経済成長一六五〇〜一八五〇年/ 第6章 ヨーロッパと中国における有用で信頼のおける知識の発見・発展・普及/ 終章 論争をともなう結論

【著者紹介】
玉木俊明 : 1964年生まれ。現在、京都産業大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    近世のある時期は中国がヨーロッパの経済力を上回っていたというのがポメランツによる「大分岐」

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