パトリス・ゲニフェイ

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帝国の最期の日々 上

パトリス・ゲニフェイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562054589
ISBN 10 : 4562054581
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

歴史は永遠にくりかえされるのが定めなのだろうか?この有名な問いかけについてはとりわけ、帝国の誕生と崩壊において考えさせられる。古代から、あらゆる大陸で、いくつかの国や地方が、武器や富、才気をもってほかを圧倒する強国にのしあがり、世界の広汎な区域を支配している。

目次 : 永遠のくりかえし/ 1 アレクサンドロスの帝国の終焉―紀元前三三一‐三二三年/ 2 西ローマ帝国の長い断末魔/ 3 ペルシアのササン王朝、急転直下の失墜―七世紀初頭/ 4 カロリング帝国の五回の死―八〇〇‐八九九年/ 5 アラブ帝国の未完の夢―七世紀‐一五世紀/ 6 モンゴル帝国、見かけ倒しの巨人―一三世紀‐一四世紀/ 7 コンスタンティノープルの五五日間―一四五三年/ 8 一つの帝国から別の帝国へ―メキシコ人からスペイン人へ―一五一九‐一五二二年/ 9 予告された死の年代記―神聖ローマ帝国の最期‐一八〇六年/ 10 スペイン帝国の長い衰退期―一五八八‐一八九八年

【著者紹介】
パトリス・ゲニフェイ : 社会科学高等研究院に属するレイモン・アロン政治研究センター研究指導教授。代表的な著書に、『革命と帝国の歴史』(ペラン社刊タンピュス・コレクション)のほか、とくに『ボナパルト』(ガリマール刊)は評価が高く、多数の賞を受賞している

ティエリー・ランツ : パリ・ナポレオン財団所長。執政政治と第一帝政の専門家としてすぐれた業績があり、ペラン社からは、『ウィーン会議』、『ヨーロッパの建てなおし―1814‐1815年』(ピエール・ラフュ賞を受賞)、他、著書多数

鳥取絹子 : 翻訳家、ジャーナリスト。著書の他、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • to boy

    国家の有り様として、都市国家、帝国、国民国家と分類し、さらにはECに見られるように連邦制まで経験してきた現代。しかしどの形態にも欠点があり、今、帝国という形態が研究し直されているという著者。内容はアレキサンドロス帝国からスペイン帝国までを扱った上巻ですが、固有名詞の羅列で辟易しました。地名、人名、部族名などなど。もう少し整理した書き方にして欲しかった。それにしても、欧州、中近東、中央アジアでは、各部族、人種、宗教が入り混じってカオスですね。現代もまだ混沌とした状況は変わらず。日本から見ると不思議な感じ。

  • y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)

    上巻、モンゴル帝国とビザンツ帝国が面白かった。

  • 遊未

    最期というより網羅されています。何か全体的に冷たい書き方でした。特にコンスタンティノープルなど色々な方の記述を思い出すので、なおさら感じました。アステカについては正しいかどうかは別にして、スペイン視点なのでしょうか。 興味はこの時代までなので、上巻で終わります。

  • もだんたいむす

    《驕る者久しからず》。ちょっと分かりずらいが、まぁまぁ面白かった。

  • 田中峰和

    表題こそ「帝国の最期の日々」だが、誕生から消滅までの百年単位の歴史をたどる。本当に最期の日々を追うのは「コンスタンティノープルの55日間」の章。オスマン軍10万の大軍に包囲され、ビザンツ帝国が2カ月近くも抵抗する日々が語られる。ほとんどはユーラシア大陸での文明の衝突による帝国の盛衰が紹介されるが、やはり好戦的なイスラームが果たした役割は大きい。ペルシャのササン王朝を滅亡させ、7世紀から15世紀、アラブ世界ではムハンマドの後継者が争った。イベリア半島でイスラームを追い出したスペインは、メキシコを征服した。

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