Product Details
ISBN 10 : 4472405148
Content Description
高等教育研究はどのような進展を見せたのか。バートン・クラークの研究成果を受け継ぎながら、15名の第一線の研究者が、その変遷と可能性を包括的に論じる。過去三〇年間にわたる高等教育の社会学の研究分野としての展開を特徴づけ、この研究分野の内部での明確な専門領域形成に対し、役割を果たしてきた社会的・組織的・専門職的文脈を検討。教育学と社会学の両デパートメントに所属する教員によって追究されるこの研究領域の、正当性と活力、ならびに制度化の要因をめぐり、将来の見通しを考察する。
目次 : 第1部 出発点(高等教育の社会学の展開/ 高等教育の社会学―発展する領域)/ 第2部 四つの領域(不平等/ カレッジ・インパクト/ 大学教授職/ 大学組織)/ 第3部 新たな研究の方向性(制度としての高等教育/ アカデミック・デパートメントに関する社会学的研究/ 多様性の社会学/ 高等教育政策研究のための社会学的枠組み)/ 第4部 将来の展望(高等教育の機能についての覚え書き/ ハイブリッドな研究領域に対する省察―成長と期待)
【著者紹介】
パトリシア・J.ガンポート : スタンフォード大学で修士・博士号を取得後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校助教授などを経て、スタンフォード大学教授。同大学の副プロボスト(大学院担当)やスタンフォード高等教育研究所長もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
