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ISBN 10 : 4801005594
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甚大な戦禍を被った港町ル・アーヴルで、幼年期を過ごしたキニャール。死者たちに寄り添い、創作を続けてきたゴンクール賞作家が、失われた故郷を皮切りに、日本を、そして長崎を旅する。日本の友人とともに書き下ろした、“人生”という旅の記録。
目次 : たゆたう波のように(小川美登里)/ ムーズ川のうねりの中に消えた歌(パスカル・キニャール)/ ル・アーヴル(小川美登里)/ 大潮の儀式(パスカル・キニャール)/ ヨベルの聖年(パスカル#キニャール)/ イングマール・ベルイマンの母(パスカル・キニャール)/ 書物たち、亡霊たち(パスカル・キニャール)/ 東京(小川美登里)/ 小沼純一氏から贈られた詩/ 写真帖/ 岸辺の歌(パスカル・キニャール)/ 長崎(小川美登里)/ 長崎でのコンサートのプログラムとポスター/ 港と浮橋の歌(パスカル・キニャール)/ 五島(小川美登里)/ わたしの七十歳に(パスカル・キニャール)/ 道と戦争(パスカル・キニャール)/ たえざる常しえの海の歌(パスカル・キニャール)
【著者紹介】
パスカル キニャール : 1948年、フランスのノルマンディー地方ユール県に生まれる。作家。父方は代々オルガン奏者の家系で、母方は文法学者の家系。エマニュエル・レヴィナスのもとで哲学を学び、ガリマール社に勤務したのち、作家業に専心
小川美登里 : 1967年、岐阜県に生まれる。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。フランス現代文学を専門とし、ジェンダー、音楽、絵画、言語学などに関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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