アッカルドによる完全全曲版!
パガニーニの『24のカプリース』
パガニーニ演奏のスタンダードを築き上げた功労者でもあるイタリアの名匠、サルヴァトーレ・アッカルド通算3度目となるパガニーニのカプリース全曲録音の登場。
アッカルドにとって『カプリース』の録音はこれが3度目で、最初のRCA盤(1962年)、2度目のDG盤(1977年)ともにすでに高い評価を獲得していました。
今回はこれまでの録音と違って、通常はカットされる“リトルネッロ(反復の意)”もすべて演奏した完全全曲録音となっているのがポイント。
なお、最初の12のカプリースの演奏は、アントニオ・ストラディヴァリ“イル・クレモネーゼ”(1715)によっておこなわれ、後半の12のカプリースは、アントニオ・ストラディヴァリ“ハート・エクス・フランチェスカッティ”(1715)でおこなわれています。
【収録情報】
● パガニーニ:24のカプリース Op.1
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
録音時期:2002年2月17-19日
録音場所:クレモナ、ストラディヴァリ博物館、クレモナ市立美術館
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
プロデューサー:ジューリオ・チェーザレ・リッチ
マイクロフォン:ノイマンU47,M49
【各曲演奏時間表記値(参考データとしてDG盤表記値も掲載)】
Disc11
1. 第1番ホ長調 アンダンテ [01:50](DG盤:[01:46])
2. 第2番ロ短調 モデラート [03:50](DG盤:[02:35])
3. 第3番ホ短調 ソステヌート プレスト [02:53](DG盤:[02:47])
4. 第4番変ホ長調 マエストーソ [09:41](DG盤:[06:42])
5. 第5番イ短調 アジタート [02:46](DG盤:[02:14])
6. 第6番ト短調 レント [05:29](DG盤:[04:28])
7. 第7番イ長調 ポサート [07:48](DG盤:[03:39])
8. 第8番変ホ長調 マエストーソ [05:44](DG盤:[02:55])
9. 第9番ホ長調 アレグレット『狩猟』 [03:21](DG盤:[03:20])
10. 第10番ト短調 ヴィヴァーチェ [03:19](DG盤:[02:19])
11. 第11番ハ長調 アンダンテ プレスト [04:19](DG盤:[04:37])
12. 第12番変イ長調 アレグロ [04:19](DG盤:[02:29])
Disc2
1. 第13番ト短調 アレグロ『悪魔の笑い』 [02:37](DG盤:[01:58])
2. 第14番変ホ長調 モデラート [02:01](DG盤:[01:14])
3. 第15番ト長調 ポサート [02:43](DG盤:[02:42])
4. 第16番ト短調 プレスト [01:23](DG盤:[01:18])
5. 第17番変ホ長調 ソステヌート アンダンテ [03:36](DG盤:[03:33])
6. 第18番ハ長調 コレンテ アレグロ [02:36](DG盤:[02:21])
7. 第19番変ホ長調 レント アレグロ・アッサイ [03:04](DG盤:[02:57])
8. 第20番ニ長調 アレグレット [03:45](DG盤:[02:59])
9. 第21番イ長調 アモローソ−プレスト [03:21](DG盤:[03:25])
10. 第22番ヘ長調 マルカート [03:12](DG盤:[03:12])
11. 第23番変ホ長調 ポサート [05:04](DG盤:[03:35])
12. 第24番イ短調 クワジ・プレスト [04:18](DG盤:[04:23])
合計:[93:29](DG盤:[73:28])