Paganini 24 Caprices, Violin Concerto No.2, Viotti Violin Concerto No.22 : Accardo(Vn)Boncompagni / Rome Philharmonic (1962)(2CD)

極めつけ、アッカルドのパガニーニ
若き日の圧巻の『24のカプリース』！

若き日のサルヴァトーレ・アッカルドの録音が復活。いずれもＲＣＡ録音。アッカルドのパガニーニといえば極め付けとして名高いもの。彼は大作『24のカプリース』を３回録音していますが、これは1962年、22歳の時の最初の全曲録音で、事実上アッカルドのデビュー録音でした。若きアッカルドの弾きっぷりは実に気持ちよく、まさに快刀乱麻を断つ趣。ところで、２回目のDG録音は、LPで発売された時は３面強で総演奏時間が90分を越えていたのに、現在のDGのCDは刈り込まれて75分しか収録されていません。今回発売の録音は82分ほど。アッカルドのカプリースを少しでもたくさん楽しみたい方には今回の盤はありがたいものでしょう。
　パガニーニとヴィオッティの２曲の協奏曲も同時期の録音。後にオペラ指揮者として活躍したエリオ・ボンコンパーニが伴奏を務めています。（キングインターナショナル）

【収録情報】
1.　パガニーニ：ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調 Op.7
2.　パガニーニ：24のカプリース Op.1
3.　ヴィオッティ：ヴァイオリン協奏曲第22番イ短調

　サルヴァトーレ・アッカルド（ヴァイオリン）
　ローマ・フィルハーモニー管弦楽団（1,3）
　エリオ・ボンコンパーニ（指揮：1,3）

　録音時期：1962年
　録音方式：ステレオ（アナログ／セッション）
　音源：RCA