パウル フリッシャウアー / 関楠生訳

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世界風俗史 2

パウル フリッシャウアー / 関楠生訳

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309462523
ISBN 10 : 4309462529
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

ネロやメッサリナの悪徳と狂宴に象徴される帝政ローマの風俗、キリスト教やイスラム教の強い影響のもとに抑圧されて屈折した性意識、騎士道華やかなりし中世ヨーロッパやそれに続くルネサンス、バロックの各時代における女性観のほか、「大革命の勃発するまえ、愛をもてあそび、絶えず恋をしていた」ロココ時代の男たち女たちをめぐる性風俗を描いた名著。

目次 : 1 「悪徳の頂点」帝政時代のローマ/ 2 「悪霊の門」初期キリスト教とビザンティウム/ 3 「人間は弱い被造物である」ムハンマドとイスラム/ 4 「女性は生まれつき従属的地位にある」中世/ 5 「世界でもっとも飢えたけもの…」中世からネネサンスへ/ 6 「恋する人々にはどんなことでも許されている」宗教改革からロココへ

【著者紹介】
パウル・フリッシャウアー : 1898‐1977年。オーストリアの著名な文化史家。大学で歴史と国家学を専攻、一九三〇年代には、ウイーン、ベルリン、ロンドン、パリでジャーナリストとして活躍する。その文化史的な著書の多くは各国語に翻訳され、多くの読者を獲得している。その功績によりオーストリア連邦大統領から名誉学位を授与された

関楠生 : 1924年、静岡生まれ。東大独文科卒。独協大教授を経て、東大名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 結城あすか

    「世界風俗史」と名乗ってながらランケ的な19世紀のヨーロッパ中心史観に偏ってるのはこの2巻が扱ってる対象を見ても明らかで、グローバル化された21世紀の視点で読むには内容が偏りすぎで、むしろ西洋周辺の地域的な風俗史としか読めないにょ。多少興味深かったのは、イギリス国教会成立の過程を風俗的な視点から描いてることだろうかにょ。

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