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ISBN 10 : 4896942612
Content Description
鐘の音が鳴りひびき降りそそぐ時代へ!なつかしい響きに秘められた、人びとの絆のあかし、美しい物語の数々―。中世以来、つねに鐘の音とともにあった日常の一齣一齣、その具体的な実像から、鐘鋳造をめぐる奇蹟譚や沈鐘伝説などの民間伝承にいたるまで、“古きよきヨーロッパ”の象徴というべき“鐘”文化の諸相を描き尽くした、ドイツ民俗学の古典的名著。図版多数。
目次 : 1 鐘の素材と鋳造をめぐって/ 2 鐘の奉献/ 3 鐘の名前/ 4 聖なる鐘、人に寄り添う鐘/ 5 魔除けの鐘/ 6 豊饒と健康をもたらす鐘/ 7 教会に仕える鐘/ 8 鐘と家族/ 9 市民生活と鐘/ 10 鐘は語る―響きの「聞きなし」/ 11 慣用句のなかの鐘/ 12 鐘の伝説をめぐって
【著者紹介】
パウル・ザルトーリ : 1857‐1936。ドイツの民俗学者。北ドイツ、ドルトムント市のギムナジウムに教師として奉職、1902年に同校の教授となる。翌1903年には、ラインラント・ヴェストファーレン地方の民俗学協会(Verein f¨ur rheinische und westf¨alische Volkskunde)の設立に参加、包括的な民俗調査や機関誌への執筆など、学界を牽引する顕学として精力的に活動を続けた。1927年にはミュンスター大学より名誉博士号を授けられている
吉田孝夫 : 1968年鳥取県生まれ。奈良女子大学文学部教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(ドイツ語学ドイツ文学専修)。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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timeturner
読了日:2019/05/30
ミムロ犬
読了日:2019/07/05
ろばみみ
読了日:2020/06/10
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