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ゴッホ 最後の3年

バーバラ ストック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784763408693
ISBN 10 : 4763408690
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新たな視点からゴッホの晩年を描き出す。「ひまわり」「星月夜」「夜のカフェテラス」など傑作の生まれた3年間。その果てに彼が見出したものとは―?弟テオとの書簡や絵画を用いて制作され、オランダで最も読まれているグラフィックノベル。アムステルダム・ゴッホ美術館監修。

【著者紹介】
バーバラ ストック : 1970年、オランダ・フローニンゲン生まれ。デン・ハーグの写真学校で短期間学んだのち、ジャーナリストとして働くが、最終的には漫画家としての道を選ぶ。子ども番組や新聞向けのイラストレーターとして活躍。2009年にはオランダの優れた漫画家に贈られるStripschapprijsを受賞。フォルクス・クラント紙によってオランダの5大漫画家の一人に選ばれる

川野夏実 : 東京外国語大学外国語学部と京都大学大学院人間・環境学研究科在学中の二度にわたりライデン大学オランダ学科に留学。以後オランダに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    1888年2月ゴッホがパリからアルルへ旅立ち、1890年7月生涯を終えるまでの密度の濃い3年間につきゴッホの手紙と共にその生活を描いた漫画。単純化された色彩のはっきりした絵で読みやすい。希望に溢れてアルルに来て、ゴーギャンを迎えたものの、精神的に病み耳を切り落とす事件から精神病院に入り、パリの展覧会で認められつつある中生涯を終えた。翌年弟テオも亡くなった。最後の3年間に描いた絵の題名が欄外にあり、その時期のエピソードと対比できる。主要な作品は、1888年秋から1890年夏までの2年足らずの間に描かれた。

  • ぐうぐう

    グラフィックノベルで描くゴッホの晩年。小説でもなく映画でもない、漫画で描かれることの意味を痛感させられる。テオやゴーギャン、アルルで出会う人々と熱い口論を交わすゴッホだが、そこにゴッホの思想が読み取れることを認めつつも、この漫画の読みどころは、セリフのない場面こそにある。一心になって絵を描くゴッホの姿、あるいは美しいアルルの風景、そんな言葉のない場面が成立可能なのは、漫画が沈黙を描くに適しているからだ。(つづく)

  • コニコ@共楽

    ゴッホの絵が好きだ。この本にはゴッホの絵に対する敬愛が感じられた。今日は幸運にもこの本の作者のお話を聞くことができた。この本の制作には3年かかってゴッホと共に歩んだ道のりだったことを聞いて納得できた。ゴッホの気持ちになってこの本の輝く色彩ができたのだろう。彼が麦畑に消えていくエンディングが胸にしみた。

  • タカラ〜ム

    ゴッホの晩年の3年を描いたグラフィック・ノベル。パリを離れてアルルで創作に励むゴッホは、しかし、作品が売れず弟テオからの借金が嵩んでいくばかり。その中で、彼は芸術家の家をつくろうと考える。だが、それもうまく話は進まず。彼の苦悩はより深い狂気へと変貌する。そして、有名な耳切り事件を起こす。死後に評価された数々の傑作が生み出されたのが、この最後の3年であったとのこと。まさに天才と狂気は紙一重だ。最後のページに描かれたヴィンセントとテオドールの墓標に兄弟の絆を感じた。

  • usako♪

    ゴッホの芸術への想いと苦悩がシンプルに描かれています。 漫画に挟まれた、兄弟書簡、弟のテオの兄に対する優しさにジーンときます。テオの子供に兄と同じフィンセントと名付けているくらいです。涙しました。 この本を読んで、もう一度ゴッホ展に行きたくなってしまいました。名古屋4/10まで。

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