アグレッシブポーカー 究極の戦略 カジノブックシリーズ

本書では、トーナメントプレイに必要なあらゆる情報を提供する。トーナメントプレイの各段階（序盤・中盤・終盤）での詳細を説明しつつ、ルースアグレッシブスタイルがどのように、また、なぜ上手く機能するのか解明し、対抗すればよいのかを徹底解説。さらに、３ベット・４ベット戦略を分析し、ハンドレンジに応じた均衡戦略を明らかにする。また、ゲームのプレイ方法を変えたニュースクールのテクニックの多くを精査する。読者のライブポーカーでのプレイを後押しして完璧に近づけるべく、巻末に付録として「テル（癖）」の読み方についてまとめた。

目次 : １　一般概念（ゲームの進化/ メタゲーム　ほか）/ ２　トーナメントプレイ（序盤のプレイ（アンティのない、最初の３レベル）/ フロップでのプレイ―フロップバリューの高いハンド　ほか）/ ３　その他検討しておくべきトピック（ライブｖｓ．オンライン：ライブプレイヤーの弱点/ 「輪転機を止めろ！号外だ！」―オンラインポーカーの最新流行）/ 付録１　テル/ 付録２　数学的ハンド分析の詳細/ 巻末付録　カラーチャート

【著者紹介】
バートランド・エルキー・グロスペリエ : フランス人トーナメントポーカープレイヤー。ＰｏｋｅｒＳｔａｒｓにおいて初めて「スーパーノバ」及び「スーパーノバエリート」のＶＩＰランクに到達。２００８年ヨーロピアンポーカーツアーのカリビアンポーカーアドベンチャーとベラージオで開催されたワールドポーカーツアーのフェスタ・アル・ラゴで優勝。２００９年、カリビアンポーカーアドベンチャーの＄２５，０００バイインハイローラーサイドイベントで優勝し、ワールドポーカーツアーの年間最優秀選手の座を獲得

リー・ネルソン : トーナメントポーカーで１４年のキャリアを持ち、ライブトーナメントでの獲得賞金額は通算でＵＳ＄２，０００，０００を優に超える。２００６年オージーミリオンズで優勝しＵＳ＄１，０００，０００（Ａ＄１，３００，０００）を獲得。２００５年Ｐａｒｔｙ　Ｐｏｋｅｒワールドオープンでも優勝している（ＵＳ＄４００，０００）。オーストラリアとニュージーランドで放送されているポーカー番組の司会を務めており、ポーカーリアリティショウ『Ｔｈｅ　Ｐｏｋｅｒ　Ｓｔａｒ』ではジョー・ハシェムとともに重要な役割を果たした

タイセン・ストライブ : ポーカープレイヤー。１９９８年からオンライン、ライブの両方でプレイ。専門はトーナメントストラクチャー、ゲーム理論、最適プレイの数学的側面である。エンジニアリングの学位とＭＢＡを持つ

トニー・ダンスト : ライブとオンラインのトーナメントポーカープロフェッショナルで、ワールドポーカーツアーの新コーナーである“Ｔｈｅ　Ｒｅａｌ　Ｄｅａｌ”の司会に抜擢されている。２０１０年ワールドシリーズオブポーカーにおいて６度の入賞を果たし、＄１９９，９６２の賞金を手にした。その中にはＷＳＯＰメインイベントでの５０位入賞と＄１６８，５５６の賞金も含まれる。明晰なポーカーライター、スピーカー、アナリストとして活躍している

松山宗彦 : 青山学院大学国際政治経済学部卒業。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。ニューヨーク州立大学バッファロー校経営大学院卒業。在米生活１４年の間に、アメリカの爆発的ポーカーブームと出合い、プレイを始める。帰国後は、「ひゃっほう掲示板」（日本で最も人の集まるポーカー掲示板）主宰者の百方恵二氏とのコラボレーションで、海外のポーカー情報の日本への紹介を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）