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世界の本当の仕組み エネルギー、食料、材料、 グローバル化 、リスク、環境、そして未来

バーツラフ・シュミル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794227348
ISBN 10 : 4794227345
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

7つのファクトが明かす、本当の未来。両極端な主張を一刀両断、より現実的で建設的な未来を予測する。

目次 : 第1章 エネルギーを理解する―燃料と電気/ 第2章 食料生産を理解する―化石燃料を食べる/ 第3章 素材の世界を理解する―現代文明の四本柱/ 第4章 グローバル化を理解する―エンジン、マイクロチップ、そしてその先にあるもの/ 第5章 リスクを理解する―ウイルスから食生活、さらには太陽フレアまで/ 第6章 環境を理解する―かけがえのない生物圏/ 第7章 未来を理解する―この世の終わりと特異点のはざまで/ 付録 数字を理解する―10n

【著者紹介】
バーツラフ・シュミル : カナダのマニトバ大学特別栄誉教授。カナダ王立協会(科学・芸術アカデミー)フェロー。エネルギー、環境変化、人口変動、食料生産などの分野で学際的研究に従事。2013年、カナダ勲章を受勲

柴田裕之撮影 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • breguet4194q

    著者は、悲観主義者でもなく楽観主義者でもない。科学者としての立場から、現状を分析してます。その分析の結果を、市民はどう受けとめるか。一人一人にその行動が委ねられてます。とにかく細かすぎる内容に圧倒されます。

  • ジョンノレン

    カナダのエネルギー学者が、エネルギー、食糧、素材、グローバル化、リスク等に関わるそもそもの歴史的から丹念に述べるは良いが、現在抱える諸問題については両論併記やら両成敗でケムに巻いておしまい。その中で少なくともエネルギーについては多少見解は明確で、どう転んでも化石燃料の効率面の圧倒的優位は揺るがず、再生可能エネルギーによる代替は幻想で努力するに越したことはないが限界的。既に先進国が享受している生活を維持するためには効率性な原発もカウントせざるを得ない。温暖化に危惧しつつも温室効果の効用部分も力説。

  • よしたけ

    テクノロジー進化とリベラリズム進展等によって、世界は日々進歩していると思われがちだが、旧来の枠組みにどっぷりと依拠している現実を思い知らせてくれる。例:車・電車・航空機・インフラは化石燃料に依拠(EVは低効率、主な電力源は化石由来発電所)、食料生産・輸送は化石燃料に依拠、人々は驚くべきリスクを自発的に選択(例:死亡リスク=飛行機搭乗<自動車運転)、「農耕地を使わない」 都市農業は救世主たり得ない(水耕栽培では葉物野菜等一部しか作れない)。人類が進歩していることは間違いないが、現実を直視することも重要だ。

  • たまきら

    データを読み、分析するーそれを徹底しようとしたらどうなるか。その答えの一つを見た気がしました。あまりにも複合的な世界で、たった一つの「正解」を導き出すことなど無意味。そういわれている気がします。著者がこの本を書いた2020年代初頭からすでに、世界は変貌を遂げ、膨大なデータを解析し、問題をていねいに解いていく知的作業に興味を喪ったように思えてなりません。対話を捨て、排除に走る世界は創造をやめ隷属する人々だけを増産しているように思えますーふふ、私も悲観主義者でも楽観主義者でもないはずなんですがねえ。

  • アナクマ

    「悲観主義でも楽観主義でもなく、世の中の実情を理解するにあたって何ら底意はない」という科学者が(魔術師でも予言者でもなく)講じる世界の実相。見たい未来を手前勝手に見る前に、世界の仕組みを共通認識としておこう。「根本的な不確実性とともに生きることは、人間の境遇の本質であり続け」る。◉(352)人口が増え続け、より良い栄養摂取が必要とされるかぎりは、生物学的限界の範囲内で相対的に成果が上がっても勘違いしてはならない。収量というアウトプットと農薬や灌漑などのインプットという2つの変数が切り離せるわけではない。

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