バーツラフ・シュミル

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エネルギーの人類史 下(仮)

バーツラフ・シュミル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791771547
ISBN 10 : 4791771540
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第5章 化石燃料と一次電気と再生エネルギー(重大な移行/ 技術的イノベーション)/ 第6章 化石燃料文明(かつてないパワーとその利用/ 結果と懸念)/ 第7章 世界の歴史の中のエネルギー(エネルギー利用の主要なパターン/ 決定論と選択の狭間で)/ 補遺(基本尺度/ 科学的単位とその倍量および分量単位 ほか)

【著者紹介】
バーツラフ・シュミル : 1943年チェコ生まれ。ウィニペグ・マニトバ大学環境学部名誉教授。カナダ王立協会フェロー。1965年にプラハのカロリナム大学を卒業したのち、チェコ動乱を機に国を離れ、1972年にアメリカ・ペンシルベニア州立大学院で博士号を取得。エネルギーシステム、環境変化、技術進歩の歴史とエネルギー、環境、食料、経済、人口の相互作用など学際的な研究を続けている

塩原通緒 : 翻訳家。立教大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • molysk

    人類はエネルギーを太陽から得ている。過去の太陽エネルギーを化石燃料として活用することで、産業革命は達成された。内燃機関や電気は、工業や輸送、情報通信などを一変させ、経済は飛躍的に成長した。副作用として、都市化による汚染や健康への悪影響、エネルギーの政治問題化や破壊的兵器の出現、そして地球温暖化といった問題が顕在化した。エネルギー利用の増大が、人類の発展に寄与してきたことは疑問の余地がない。一方で、エネルギーの価値を過大にも過小にも評価せず、人類の未来を決める数ある要素の中で、適切に位置づけることが必要だ。

  • アナクマ

    7章「エネルギー使用の増加そのものは、環境的な負荷が高まること以外の何も保証しない(食料供給も安全保障も政治的安定も生活水準向上も確実ではない)」とイノベーション万能・大人な繁栄論を退ける。受け入れてよい主張かどうか、というより、世界をどう見るか・どこに立つかの問題。結局ここ。◉本書の締めくくりが「楽しい終末」を想起させたのは想定外の付合。熟慮賢察の末の必然か、単に私の志向に適った本だということか。「足掻いて滅びようではないか」(浪費祭りにせよ、蟷螂の斧にせよ、だ)◉大著につき精読が必要。

  • trazom

    上下巻800頁を読み終えて、著者の主張に戸惑いを禁じ得ない。ファイトマスから化石燃料そして電気へとエネルギーが変遷する人類史が詳述されるが、「エネルギーを歴史の主要な説明要因としてみるべきではない」という結論は本当に正しいのだろうか。食糧供給がハーバー・ボッシュ法に依存している現実や、(熱量供給源でなく)原材料としての化石燃料の役割の重要性などを踏まえ、著者の意見に悉く疑問を感じる。本書はデータの提示も科学的でなくグラフも曖昧。「2017年度ビル・ゲイツが選ぶ今年の5冊」と言われても、とても納得できない。

  • アヴォカド

    豊富な図やグラフを見てるだけでも面白い。歴史と種類、多岐に渡るエネルギーを、よくこうわかりやすくまとめているなあ。補遺がまた面白かった。

  • まめタンク

    2020年92冊目。上巻が人類がどのようにエネルギーを得て進化して来たのか?まさに、エネルギーの人類史だったのに対して、下巻では人類にとってのエネルギーを語ります。つまり、我々はエネルギーを得て便利な生活を送る事が出来るようになった、超高層ビルディングが建ち、殆どの家庭にはエアコンが付いている。けれど、このまま二酸化炭素を無尽蔵に増やす事は出来ないし、そもそもエネルギーを増やす事が人類の幸せや幸福に繋がるのか?と問いかけます。

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